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唯「やきゅう!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:25:12.72 ID:t2E4YECJ0
律「どうしたんだ唯。バットなんか持って」

唯「野球やろう!」

紬「いいわね唯ちゃん」
澪「じゃあグラウンドにいくか」

唯「あ、別にグラウンドじゃなくてここでいいよ」

律「おいおいw室内で野球っておm」

ゴシャッ!




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:26:18.06 ID:UEPn87+o0
  ,..、_      _  __  ..,,__         _,, ,,_  _           __
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  / /.l`‐- ゙、| |=| .i- l ./= ,>   /,_、.ノ| |.| !∧.| l'    !、`'゙ _,,,..ゝ_,、
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5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:34:28.04 ID:t2E4YECJ0
澪「うわっ!!」

律「痛い!!痛いよ澪!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い」

唯「あちゃーファールかー。今度ははずさないぞー」

そういうと唯は振りかぶり、チカラを込める。

唯「えいっ!」

ボールに当てるときのように、何の躊躇もなくバットを振った。力の限り振った。

律「ぐえッ!」

音楽室に血しぶきが飛ぶ。2回のフルスイングで律の顔は変形を始めていた。

唯「あー、またーファールだよ。2すとらーいく!」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:38:49.54 ID:t2E4YECJ0
律「た、助けてくれ澪・・・たすけ・・・」

律は親友の名前を呼び続ける。
しかし澪は固まってしまっているようで律の声は届いていない。

唯「今度こそぜったいホームランいくぞー」

再び振りかぶった唯を見て律は恐怖した。

律「おい、唯・・・やめてくれ・・・なんで・・・さっきまで普通に話してたじゃんか・・・」

唯「だからー野球やろうって言ったじゃん。じゃあいくよー」

律「や、やめて・・・」

律の頭めがけて、唯は全力でバットを振った。

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:43:34.37 ID:t2E4YECJ0
律「ぐえええええええええええええええ」

それでもまだ律は死なない。死なないということは

唯「ちぇーまたファールだー」

そう、唯は死なないことを“ファール”と称しているようだった。
唯を止めるには、唯を満足させるには彼女の言う“ホームラン”を出させてあげるしかない。
しかしこの流れから連想される“ホームラン”はつまり・・・

唯「あ!でもファールだったからもう一回いけるね!」

律「あ・・・あ・・・」

唯「いくよーりっちゃん!」

律「ご、ごめんなさ・・・」

グチャッ

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:49:00.59 ID:t2E4YECJ0
こんなのはおかしい。澪はそう感じていた。
どうしてこうなった?ついさっきまでいつもどおりにティータイムをして、だらだらとお話して、
梓に注意されて、そして唯が梓に抱きついて・・・
本当にいつもどおりだったのに。
トイレに行って帰ってきた唯はバットを持っていて・・・いきなり律を殴った。
そして今もファールと称して殴り続けている。
私も親友を守るために止めようとしたいが今の唯を止めれば自分が殺されてしまうかもしれない。
その恐怖に勝つことなんか出来るわけがなかった。
みんなも同じ考えなのか誰も助けようとはしない。
ムギにいたっては恍惚の表情すら浮かべている。
本当に狂っている。

そう考えているうちに律にも限界が近づいていた。

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:54:13.36 ID:t2E4YECJ0
律の手足はもうありえない方向に曲がっていて顔も誰か分からないぐらいに潰されていた。
歯も飛び散り髪の毛ももうぐちゃぐちゃだった。

律「ハーハーハーハー」

唯「さっきからファールばっかりだね、りっちゃん!」

律「ハーハーも、もうやめ・・・ハーハー」

唯「今度こそホームランいくよー!えーい!」

そういうと唯は今まで一回も殴らなかった首めがけて思いっきり振りかぶった。
その勢いはもはや場外ホームラン級だった。

律「がっ」

―――――律は死んだ。



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/04/11(日) 17:57:33.49 ID:tmf9sGppO
おい律、誰もぬるぽなんてしてないぞ



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 17:58:25.46 ID:t2E4YECJ0
唯「やったー!ホームランだー。」

唯は子供のようにはしゃいでいた。横には吹き飛ばされた律の死体。
本当に異様な光景だった。

唯「じゃあ私はホームランでホームにもどったから次のバッターだね!」

空気が凍りついた。この殺戮はまだ続くのか。

唯「じゃあ次のバッターは・・・」

唯「澪ちゃん!」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:04:34.73 ID:t2E4YECJ0
背筋が凍りついた。
死体とはいえ親友の律をバットで殴ることなんて出来ない。
もうこんなのは嫌だ。早く逃げ出したい。しかし私が逃げたところで解決しない。
唯が次のバッターを指名するだけだ。

澪「あのさ、唯。私野球しらないからできないんだ・・・だからできないよ・・・ごめんな・・・」

唯「大丈夫だよ!ただ飛んできたボールめがけてバットを振るだけだもん」

澪「そんなの・・・むずかしいしさ・・・」

―――その瞬間唯の顔色が変わった。

唯は澪にすっと唯近づき耳元で囁く

唯「―――澪ちゃん。バッターが無理だったらピッチャーでもいいんだよ・・・?」

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:07:40.56 ID:t2E4YECJ0
そのとき、唯が唯じゃないような感覚になった。
自分でもおかしいと思うがさっきまでの狂った唯は唯そのものだった。
でも今さっきの唯からはそんな感じがなくなっていた。
唯の中に別人がいるような気がした。
逆らったら殺される。もう私は“バッター”になることを受け入れるしかなかった。

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:11:03.00 ID:t2E4YECJ0
律とはいえもう死んでいるんだ。自分の身を守るためには仕方ない。
律もきっとわかってくれる。

澪「じ、じゃあバッターするよ・・・」

唯「ありがとー澪ちゃん!じゃあバッターは決まったから新しいピッチャーも決めなきゃね!」

梓と紬は凍りついた。
そうピッチャーということはつまり、次の犠牲者ということなのだ。

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:18:04.27 ID:t2E4YECJ0

唯「じゃあピッチャーの指名いくよ~」

梓は震えていた。
いきなりあの唯先輩が狂ったのだから当たり前なのだが今まではあまり実感がなかった。
心のどこかで夢である、夢であってほしいという願望のようなもののおかげかもしれない。
でも次の指名者がきた。犠牲になるのは自分かもしれない。
でも唯先輩は私を好いてくれているはず。
ムギ先輩がさっき恍惚の表情を見ていたのも知っている。
多分次はムギ先輩のはず。ムギ先輩であってほしい。
絶対に私は大丈夫。大丈夫なんだ!
梓は願った。



31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:24:19.62 ID:hRLMvgPFO
>>1は頭がおかしいな。
精神病を疑ったほうがいい。




32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:26:29.48 ID:t2E4YECJ0
唯「じゃあピッチャーはムギちゃん!」

唯が2人を並べて準備しすぐに“試合開始(ゲームスタート)”となった。

澪「む、無理だよ唯・・・私野球・・・できないから・・・」

唯が無言で澪を見る。本当に冷たい視線だった。
心を打ち抜かれるような、鷹のような目だった。

ムギを見る。ムギの目も助けを訴えていた。
分かっている。私が今ムギを殺せば私も犯罪者だ。
しかし、殺さなかったら・・・?

澪「ムギ・・・苦しい思いは・・・させないからさ・・・」

紬「澪ちゃん・・・」

澪は決断した。律みたいに何度も何度も殴られて苦しい思いをさせたりなんかしない。
一撃で。楽に。そうやって殺してあげるのが親友のはずなのだから。
澪はバットを握り締め、振りかぶる。力の限り、目いっぱい振りかぶる。一撃で殺せるぐらい力を込める。

紬「私、けいおん部に誘われて楽しかったわ・・・」

ゴシャ!!

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:30:35.68 ID:t2E4YECJ0
澪「ハーハーハーハー・・・」

唯「すごいすごい!いきなりホームランだよ!」

紬は即死だった。彼女は苦しまずに死ねたはずだ。

澪「なぁ・・・唯・・・もうやめよう・・・?」

唯「え?なにいってるの?まだあずにゃんがまだだよー」

梓がびくっと震える。

唯「はい、次はあずにゃんの番!」

そういって唯は血まみれの棒切れを梓に渡した。
棒切れからは水滴が落ちている。

梓「あ・・・」

唯は梓に満面の笑みで微笑んだ。

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:32:57.20 ID:t2E4YECJ0
梓は無言のままバットを受け取った。梓がバットを受け取ったってことはつまり・・・

唯「ここで攻守こうたーい!ピッチャー、秋山澪ちゃん!バッター、あずにゃん!」

澪「あ・・・そんな・・・」

唯「ほら、澪ちゃん。位置について。」

澪「そんな・・・それじゃあ私は何のために・・・嫌・・・嫌ぁ・・・!」

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:41:29.73 ID:t2E4YECJ0
唯「もう、澪ちゃんったらわがまま言わないの。」

澪「嫌だ!嫌だぁ!こんなのは嫌ぁ!!あ、梓も・・・!こんなのおかしいと思うよな?な?」

澪は梓のほうを振り向いた。しかし梓の目に光は宿っていなかった。
梓も澪の質問には答えない。

澪「あ、梓・・・」

唯「ほら、あずにゃんはもういつでも準備OKだよ!ほら澪ちゃんも位置について」

澪「嫌だ!!絶対嫌だ!!こんなことで死んでたまるかァ!!絶対にピッチャーなんかするか!!」

唯「澪ちゃん・・・」

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:48:54.89 ID:t2E4YECJ0
梓「攻守交代ですよ澪先輩」

澪「あ、梓・・・嘘だろ・・・?」

梓は澪がさっき紬にそうしたように思いっきり振りかぶる。

澪「いやーーーーーーーーー!!いやーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

暴れる澪を唯が押さえつけ地面に思い切り叩きつける。
横たわった澪の上に唯が馬乗りになるように押さえつける。

澪「うわあああああああああああああ!!!!やめろやめろやめろやめろ!!やめろやめろやめろやめろ!!!」

梓「動かないでください澪先輩。確実に一撃で消したいんで。」

今にしてムギの覚悟の強さを知る。それに比べ私はなんだ?
こんなに抗って暴れて・・・でも、死にたくない・・・

唯「ほら、暴れちゃだめだよ!澪ちゃん!!」

梓「澪先輩狙いがずれます。動かないでください。」

狂ってる!!こいつら狂ってる!!
人間じゃない!!絶対狂ってる!!
何が野球だよ!何がピッチャーだよ・・・!

澪「宇和ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!あああああああああああああああああ!!!!!」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:50:04.58 ID:s7MuLPcO0

みおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:54:54.43 ID:ZXsadOoN0
これはひどい



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 18:55:21.86 ID:t2E4YECJ0
唯「もう!澪ちゃん少しうるさい!!」

唯が澪の顔を殴る。

梓「少しおとなしくなりましたね。」

唯「うん。これでやっと野球ができそうだよ!」

唯は子供のような無邪気な笑顔で微笑む。

澪「狂ってる・・・」

澪がおびえた声で言う。

唯「何かいった?澪ちゃん。」

澪は唯の問いに答えない。

梓「じゃあ、いきますね。」

唯「あ、ちょっと待ってあずにゃん。今退くから。」

梓「あ、別に退いてもらわなくても大丈夫です。」

唯「え?あずにゃんなに言って―――」

ゴシャァ!

45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 19:04:48.56 ID:t2E4YECJ0

唯「うべええええええええぐええええええええええええええええ」

殴られたのは唯だった。

唯「あ、あずにゃん・・・なんで・・・?」

梓「攻守交替っていいましたよね?さっき唯先輩も攻撃してたじゃないですか。」

唯「ハーハー、で、でも私ピッチャーじゃないんだよ?」

梓「唯先輩がピッチャーです。私がそう決めましたから。」

唯「あ、あずにゃ・・・やめて・・・いやだよ・・・」

梓「澪先輩が少し動いたみたいで一撃では葬れなかったみたいですが・・・」

梓「次は外しません。」

唯「ああああ・・・ああああああああ!!ああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 19:15:21.47 ID:s7MuLPcO0
唯ざまぁ



48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 19:16:39.67 ID:t2E4YECJ0
唯「ゼーゼー!ゼー」

唯は血まみれだった。ゆかには血だまりができている。

梓「またファールですか。」

唯「あ・・・あずにゃん・・・あずにゃん・・・あずにゃん・・・」

梓「さよならです。」

唯「助けてー助けてーイヤー!死にたくないよーーー!」

梓「もうおしまいです。狂犯罪者“平沢唯”はここで死ぬ。」

梓「愛する後輩に殺されるんです。唯先輩も本望でしょう」

唯「えへへ。確かにそうなるなら満足かな・・・澪ちゃんを殺せなかったのは残念だけどね・・・あと一人だったのに・・・」

唯「愛する後輩・・・か。でも・・・」

梓「もういいですか?さようならです。」

唯「ばいばい。梓―――」

ゴシャァァァァァ!!!

49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/04/11(日) 19:23:59.47 ID:t2E4YECJ0
この事件で桜校で“平沢唯”の名前を知らないものはいなくなった。

みんなの記憶に、最悪の犯罪者・異常者として名前が刻まれたのだった。

その日から憂も行方不明となった。

生き残った澪と梓の心も不覚傷ついたのであった



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