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律「スマブラしようぜ!」

律「スマブラしようぜ!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 00:23:08.92 ID:Ku9bAoon0
律「じゃあ私ネスな!」

澪「んーと…私はプリンがいいかな…かわくてふわふわしてるし…」

唯「えーっキャプテンファルコンの方がかわいいよー!」

梓「それまじで言ってるんですか…(といいながらピカチュウを選ぶ)」

レディーゴー

律「おらーPKファイアーだ」

澪「ちょ、いきなりかぁ!?」

PKファイアーPKファイアーPKファイアーPKファイアー



澪「ふざけるな!!」ガコッ

律「!?」

澪「つまんないよ、動けないじゃないか!その連続技反則だから!!これ以上使うならやめるよ!!」



ところでさっきのニコニコ動画の時報が赤ちゃんの泣き声みたいで
ニコニコ開いてるのを忘れてた俺はびびってカップラーメンをひっくり返しちまった






3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /14(日) 00:25:04.96 ID:DNR+IMXo0

ニコ厨氏ね



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 00:35:16.56 ID:Ku9bAoon0
唯「ちょっと澪ちゃんー!ゲームなんだから落ち着いて」

梓「そうですよ、落ち着いてください」

澪「チームバトルだ…」

律「えっ?」

澪「私は素人だから勝てないんだ、チームバトルにしよう、じゃないと帰るからな!」

梓「そ、そうですね…格闘ゲームは素人には厳しいですから」

唯「スマブラは格闘ゲームじゃないし…ディレクターの桜井さんは素人でも楽しめるようにムグッ」

律「わ、わかった!チームバトルにしよう、それでいいだろ澪?」

澪「まったくしょうがないなー…」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 00:39:11.21 ID:Ku9bAoon0
澪「じゃあ律が持ち主で一番強いから律だけ別チーム、こっち三人な」

律「!?!?」

梓「さ、さすがにそれは酷ですよ…1体3じゃ…」

唯「そうだよ澪ちゃん…こういうのは力が対等なぐらいじゃないと」

澪「なに言ってるんだ!これでグーとパーに2対2で分かれたら
  私のチームが負けるみたいな空気になるに決まってるだろ!!」

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 00:42:32.03 ID:Ku9bAoon0
唯「りっちゃん…」

律「…澪の言うとおりだ…」

梓「律先輩!?」

律「へへっ…やっぱスマブラはみんなで楽しまなくちゃな…
  私が一人になることで澪が楽しめるなら私はそれでいいよ」

梓「律先輩…」

澪「よし、じゃあ3対1、チーム内攻撃無し、ストック3でステージはセクターZ、アイテム無しな」

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 00:51:53.67 ID:Ku9bAoon0
梓「じゃ…じゃあ私はプリンで…」

唯「うん、私もプリンにしようかな…」

プリンは一番防御力が低い、けっして性能が悪いと言うわけじゃないが
律に少しでも勝機が見えるように唯達はせめて耐久力が弱いキャラを使うことに決めたのだ

澪「だめだ!」

唯「えっ!?」

梓「み、澪先輩!?チームなんだから同じキャラクターでもいいじゃないですか!?」

唯「そうだよーチームプリンだよ~(プリン食べたくなっきたよ~」

澪「だっ…だって…」

澪「みんな同じプリンだったら見間違えちゃうだろ///」

唯「」

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 00:59:25.38 ID:Ku9bAoon0
唯「はあ…それじゃ私はドンキーでいいや…」

梓「私はルイージでいいです…」

ガララッ
聡「皆さん、ムギ茶もって来ましたよ」

唯「あ~ありがと聡くん」

澪「そこに追いといくれ」

律「私はネス続投で行くわ」

梓「それじゃ律先輩、お手合わせお願いします」

律「ふふ、まー簡単にはやられはせんよ、かかってこいよ」

レディーゴー

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:12:18.19 ID:Ku9bAoon0
律「くらえェー必殺のPKサンダーアターック」

澪「ちょっ!?」

ウェーンディービーゼー

澪「やられちゃったよ…」

律「ふっはっはー、伊達に弟と鍛えてないぜ」

梓「(なんだかんだで律先輩やるじゃないですか)

律「梓!つぎはお前だー!」

バンッ(ウォー

梓「くっ!これじゃ復帰できない…でもまだ残機はありますよー!!」

澪「みんな!1機もらうぞ!」ヒュイ

梓「」

ウェーンディービーゼー


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:20:21.57 ID:Ku9bAoon0
律「残りは唯2機と澪1機か…」

唯「やるねーりっちゃん! 」

澪「唯!気を抜くなよ!」

律「オラー!」カキーン

澪「げっ!ふっ飛ばされちゃったよ…」

唯「大丈夫だよ!プリンの復帰能力は凄いから」

澪「それっそれっ」ふわふわ

唯「あとちょっとでガケに届くよ!頑張って澪ちゃん!」

澪「いけー!!」

プープーリーンー

ウェーンディービーゼー

澪「」

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:24:27.35 ID:Ku9bAoon0
澪「なんでだよ!!上Bは復帰技のはずだろ!?!?」

唯「澪ちゃん…ヨッシーとプリンは例外なんだよ…」

澪「ふざけるな!唯!残機もらうよ!」

唯「え、えぇ!?私ももうダメージが…」

ヒョイ

澪「よーし復活だー、唯…2対1ならきっと勝てるよ!」

唯「…」

15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:28:16.02 ID:Ku9bAoon0
ウェーンディービーゼー

澪「っておい!なんで私だけになってるんだ!?みんなだらしないぞ!」

唯(澪ちゃんが残りストック奪っちゃうからだよ)

澪「あーもー!1体1で津に勝てるわけないじゃん!」

律「ふふん、でも私も残りストック1でダメージもたまってるからもしかしたら勝てるかもしれないぜ」

澪「えっ?あ、ほんとだ!さすがの律も年貢の納め時だな!」

梓(さっき唯先輩を追撃する振りしてわざと落ちて、ストック1になってくれたんですよ…初心者のあなたのために)

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:37:00.32 ID:Ku9bAoon0

澪「私はほぼノーダメージ、律は100%超え…」

律「そういうことだ、まあ私が澪ごときにやられるわけないがなー、へへーん」

澪「ふーん!すぐに泣きを見ることになるぞ律ー!」


唯「ねえあずにゃん」ヒソヒソ

梓「なんですか唯先輩」ヒソヒソ

唯「うらやましいね、あの二人」

梓「えっ?」

唯「だってりっちゃんは澪ちゃんを楽しませるためにわざと手を抜いてるんだよ、気を使って気付かれないようにね」

梓「そうですけど…」

唯「澪ちゃんも凄く楽しそう…やっぱり二人は幼馴染なんだね
  私はいつも自分のペースに他人を巻き込んじゃって相手のことを考えないときがあるの
  でもりっちゃんは、いつも自分よりも常に他の人のことを気にかけてる
  だから澪ちゃんも安心してりっちゃんと仲良しでいられるんだよ
  そういう関係がうらやましいな…って」

梓「…」

澪「ふふー律ー覚悟しろー!」ニコニコ 律「へへ、むだむだあー!」ニコニコ

梓「たしかにそうかもしれませんね…」ニコッ

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:46:53.85 ID:Ku9bAoon0

梓(私は勝手だった…ちょっと澪先輩が拗ねただけで澪先輩を全否定しそうだった
  だけど律先輩は澪先輩の悪いところもいい所も大好きでいられる…
  ちょっと反省しちゃうな…)

唯「がんばれー!!」

梓「澪先輩も律先輩も頑張ってください!」

もう勝っても負けてもどっちでもいい
みんなが楽しめること、これが一番大事なんだ!

澪「とりゃ!」

律「とう!」

カキーン

唯「ああっ澪ちゃんが吹っ飛ばされた」

梓「!」

律「!」


ポチッ
ノーコンテストー

澪「あっごめーん間違えて中断しちゃった♪」てへぺろ

梓「」



20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:47:45.74 ID:Ku9bAoon0

いくらなんでもこれはない



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:51:48.46 ID:Ku9bAoon0
紬「…」ピコピコ

紬「…」ピコピコ

紬「誰も誘ってくれない…」グスンッ

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 01:59:30.95 ID:Ku9bAoon0

紬はお嬢様、
澪たちはテレビゲームなどという低俗な遊びを紬ができるわけが無いと思い
あえて誘わなかったのだ

次の日の放課後


紬「みんな、お茶が入ったわよー」

澪「昨日のスマブラ面白かったなー」

紬(えっ…)

律「まあな」

唯「あずにゃんに振動パック取り付けたらビクッってなってコントローラーごと64引っ張ちゃってw」

律「そうそうww64はピガガーってなってww梓のリアクション込みでわらったなww」

梓「わ、笑わないでくださいよ///びっくりしちゃっただけなんですから!!」

澪「でもあれはみんな腹抱えて笑ったなー、久々だよあんなに笑ったのww」

紬(ちょ…ちょっと…)ガクガク

みんなが自分の知らない話題で盛り上がってる
紬は震えるほどにこの状況がだめだった

24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:05:01.27 ID:Ku9bAoon0
紬(みんな、私抜きで遊んだんだ…)

律「あのときの梓のまねー!…に゛ゃっ!」ビクッ

唯「あはははwww似てるww似てるよーww」

梓「むー!!似てないです!!」

澪「ちょっとやめろよwwwぶっwww」

紬(話に入りたい…、そうだ…怖いけど自然に何の話してるのか聞こう…
  勇気を出して…琴吹紬…!自然に…自然に…)

紬「な、なんの話してるの?」ビクビク

唯「えっ」

紬「えっ…」

しらー…

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:09:13.13 ID:Ku9bAoon0
澪「え…えと…(紬が64知ってるわけないし…そこから説明するのめんどいな…)」

律「昨日梓が間抜けなことをしちゃってなーw」

梓「してないです!!」

唯「してたよーwww」

やいのやいの

紬(あ…教えてくれない…またみんなだけの喧騒…
 抽象的な事しか教えてくれず私抜きで盛り上がって…)

紬は本当にこの状況がだめだった
泣きそうだった
俺も泣きそうだ

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:22:55.27 ID:Ku9bAoon0
紬(あ…だめ…このまま一人で泣いちゃだめ…
  私はけいおん部に入ってお嬢様じゃなくて
  みんなと仲良くできる女子高生になりたいと思ってたんだから…)

紬「み、みんなスマブラやってたの?」

一同「!?」

一同は驚愕した、まさかあの琴吹紬がテレビゲームの知識があるとは思わなかったからだ
そして冷静に考えてみる、そして一つの結論にたどり着く、スマブラというのは聞き間違えではないかと

律「あ、…あースポブラって言ったのか。私はスポブラしてないぞー」

唯「ていうかブラが必要ないよn」

ゴンッ

紬「違うわ、スマブラ」

澪「あ、ああ須磨寺か、兵庫県神戸市須磨区にある仏教寺院。
  真言宗須磨寺派大本山。山号は上野山(じょうやさん)。本尊は聖観音の事だよな
  たしかに京都(原作ではここは東京あたりだけど)からは近いけどそんなとこに行ったりはしないなー」

紬「違うわ、スマブラ」

梓「ん、んーとスマトラ島のことですね?スマトラ島沖地震が有名ですよね
  スマトラなんて私たちみたいなしがない軽音部員が旅行にいける場所じゃないですよ」

紬「違うわ、スマブラ」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:27:48.33 ID:Ku9bAoon0
唯「えーと…ひょっとしてムギちゃんは
  ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズの事をいってるんじゃないかな…?」

梓律澪「!!」

澪「そんなわけないだろ!」

梓「そうですよ!唯先輩みたいな一般家庭じゃないんですから!」

律「そうだぞ!まちがってもそんなゲームなんて知らないはずだ」

紬「」

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:40:44.19 ID:Ku9bAoon0
紬「私だってスマブラぐらい知ってるわ!!」

澪「!!」

律(げぇ…これは斉藤相手に見せた怒らせると怖いムギ…)

梓(まさかこうなるとは…)

唯「…ぶwっ」←昨日の梓で思い出し笑い

紬「みんな私に黙ってスマブラで遊んでたのね!」

澪「え…黙ってというか…」

紬「ひどいひどい!私もいっしょに遊びたかった!」

律「そうだったのか…」

唯「ごめんねムギちゃん…決して仲間はずれにしたわけじゃなくて…」

梓「はい…ムギ先輩はスマブラになんか興味ないと思って…」

紬「グスンッ…」

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:46:12.37 ID:Ku9bAoon0
律「ま、まあ私達もムギがやりたいっていうなら大歓迎だ!な?」

唯「うんうんうん!大歓迎だよ!」ブンブン

梓「そうですよムギ先輩、さ、これで(ハンカチ)涙を拭いてください」

紬「ほんと?…」グスンッ

律「ああ、軽音部のみんなでスマブラできるなんて楽しそうだぜ」

唯「私もムギちゃんとゲームしてみたかったんだー」

紬「あ、ありがとう…」グスグス

想いは声に出せば伝わるものなんだ…という話でした




澪「だめだ!!」

紬律唯梓「!?!?」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:51:20.21 ID:Ku9bAoon0

澪「考えても見ろ!スマブラは何人用ゲームだ?」

梓「え…何人用って…ハッ!」

澪「そ…4人用ゲームだろ!つまり…ムギが入ったら一人定員オーバーなんだよ!」

唯紬率梓「「「「なんだってーーーーー!!」」」」

律「で、でもさ澪…交代制でやればいいじゃん」

唯「そーだよ澪ちゃん!それで問題ないよ」

澪「いやそれが大問題なんだ!」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:55:46.56 ID:Ku9bAoon0

澪「考えても見ろ…負けたら交代になんかしたら
  私は弱いから常に交代要員だ…実力から考えて律は常に交代せず
  ムギの実力が分からないからなんとも言えないけど私と下から二番目が常に交代することになるだろ!!」

梓「ぐっ…」

澪「つまり交代制なんて私の遊べる時間が2分の1にまで縮小する最悪のルール
  一見筋が通っていてもこんな落とし穴があるんだ
  だとしたら私はムギの加入に賛成するわけには行かないよ!」

律「確かに…」

唯「でも待って澪ちゃん、交代制は負けたら交代だけじゃないよ!」

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 02:59:12.42 ID:Ku9bAoon0
澪「なんだと?」

唯「道は一つじゃない…私たちにはもう一つの可能性が残されてるはずだよ、つまり」


――――勝ったら交代


律「そうか!!」

梓「その手がありました!!」

紬「たしかにこれなら澪ちゃんのリスクは低くなるわ!!」

唯「どう澪ちゃん?これで私たちは手を取り合えるはず
  みんなでスマブラするという未来を生き抜くことができるはずだよ」

澪「甘いんだよ!!」

唯「!!」

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:05:32.51 ID:Ku9bAoon0
律「どこが甘いんだ!?砂糖か?シュガなのか?ぐぇあなのか?」

澪「…たしかにそのルール、一部の強者がスマブラを牛耳る不平等からの開放
  理にかなったルール、真の平等、そう思えるかもしれない…
  だけどそれも実は正しくない、考えても見てくれ」

――――1位になれる物は手を抜けば2位にもなれる事を

唯「なっ…」

澪「そうなんだよ、交代したくなければわざと負けるんだよ…
  いざとなったら人間って奴はね」

律「わ、私はそんなことしねーし…」

澪「どうだかな、仮に律が全力出したとしても相手が全力出すとは限らないよ
  わざと手を抜いたら次の試合で確実な出場権を手に入れられるんだ
  そうなれば大乱闘自体が破綻、全員が手を抜き本当の勝負ができなくなる
  そんな危険性を孕んでいるんだよ、勝ったら交代って奴はね!」

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:12:57.47 ID:Ku9bAoon0

澪「わかっただろう…?ムギの参入は私たちのスマブラライフを破壊しかねないんだよ
  それに交代制度はそれそのものが失敗なんだ
  コントローラーが行き交うことでコードは絡まる、時間が空いて場がしらける
  そして自分のコントローラーが他人の手に渡る、これが最悪だ
  自分の手元に戻ってきたとき手汗まみれだったり、
  最悪他人のコントローラーでプレイしなくちゃならない
  こんなんじゃ納得のいく乱闘なんて無理、わかっただろう?」

唯「…」

梓「…」

紬「…」

律「…わかった
  確かに澪の言うとおりだよ…」

紬「りっちゃん…」ワナワナ

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:18:34.68 ID:Ku9bAoon0
律「考えれば答えは一つだったんだ…スマブラを5人で遊ぼうなんて…」

唯「りっちゃん…!」

紬「いや…いやよ…りっちゃん…」ググッ

律「ムギ…」

紬「わ、私はもう一人ぼっちは嫌よ…ずっと一人だったの・・・
  みんなと同じように遊びたくてテレビゲームをやってみたの…
  でも…でも…テレビゲームをいっしょに遊んでくれる人もいなかったわ…
  毎日毎日一人用ゲームで…マスターハンドを狩ってきた…
  そして気がついたの、こんなのぜんぜん楽しくないって
  一人でやるゲームになんて価値は無いって…
  わ…私はほとんど遊べなくてもいい…みんなといっしょにいられるだけでいいの…
  だから…私を仲間はずれになんかにしないで…りっちゃん…」グスッ

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:21:22.41 ID:Ku9bAoon0





―――ばーか、ムギを一人ぼっちになんかするわけないだろ?







38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:25:49.68 ID:Ku9bAoon0

紬「えっ…?」

律「」ニカッ

律「澪ーお前の言うとおりだよ!スマブラは5人では快適に遊べないな」

澪「ふふ、やっとわかってくれたか!」

律「ああ、5人で遊べないなら4人で遊べばいいんだもんな」

澪「そうだ律!いままでどおり…ハッ」

律「でも、いままでの4人の中から一人抜けて、そしてムギが入れば…問題ない…そうだろ?」


唯「ま、まさかりっちゃん…」

梓「澪先輩を弾劾する気じゃ…」

澪「まさか…」

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:27:01.73 ID:Ku9bAoon0
律「なら…」





律「私抜けるわ」


澪梓紬唯「「「「!!」」」」



40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:30:52.28 ID:Ku9bAoon0
澪「ど、どういう事だよ律!!」

律「へへ、聞いてのとおりだ。私ダメなんだよな…
  誰か一人をのけ者にして楽しむなんてできないんだよな」

梓「律先輩…」

律「だからきっと私がムギをのけ者にしてスマブラしたところで本気で楽しむことはできない
  そしたらみんなだってスマブラがつまんなくなっちまうだろ…?ならさ、私が抜けるのが一番いいんだよ」

澪「あ…ぁ…」

紬「りっちゃん…」

唯「…」

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:33:24.28 ID:Ku9bAoon0
――澪は思い出していた。昔みんなに馴染むことができずに一人ぼっちだった頃の自分を

男の子「鬼ごっこだー」

女の子「きゃーきゃー」


澪(みんな楽しそうだな…私も仲間に入りたいな…)

小学校の頃の澪は引っ込み思案で本ばかり読んでいて友達が少ない女の子だった

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:36:30.37 ID:Ku9bAoon0
?「あー!澪ちゃん何の本読んでるのー!?」

澪「ひゃっ!」

律「えへへー、面白そうだねー!いつも読んでるもん」

澪「あ、りっちゃん・・・う…うん、この本は面白いよ…」カアアッ

律「へえー」ニコニコッ

そんな私に話しかけてくれる数少ない一人が田井中律だった

43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:41:24.83 ID:Ku9bAoon0

律「澪ちゃんもみんなといっしょに鬼ごっこやろうよおー!」ニコニコッ

澪「え…えぇ!?いいよぉ…私そういうの苦手だもん…」

本当はみんなと混ざって遊びたかった、けど私なんかが入ったらきっとしらけちゃうよね…

女の子「あー田井中さん、鬼ごっこ中なんだから逃げなきゃダメだよー」

男の子「そうだよー!はやくみんなで遊ぼうよー」

律「あーごめんごめん」

澪「…」

りっちゃんはクラスの人気者、
私なんかにかまうよりきっとクラスのみんなと遊んでるほうが楽しいよ
りっちゃんもそう思ってるよね、だからもう私に気を使わなくていいんだよ

律「私、澪ちゃんも鬼ごっこに入れたいな♪」

―――えっ?

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:44:44.13 ID:Ku9bAoon0
律「だってみんなで遊んだほうがきっと楽しいもん!」ニコニコッ

澪「!!」カアァッ


その後、私が鬼ごっこに参加しないなら私もやめるなんて、りっちゃんが言うもんだから
仕方なしに私もクラスの鬼ごっこに参加したんだっけ

あの時は本当に楽しかったなあ…
そうだった、そうだった

りっちゃんは…

律は…

そんな一人ぼっちな子を頬って置けない女の子だったんだ…

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:50:39.40 ID:Ku9bAoon0
澪(それに比べて私はなんだ!?
  ただ自分が仲間はずれになりたくなくて…
  いままでの遊び場が新参者に壊されることばかり怖がってて…
  結局私がムギにしようとしてたことはただの仲間はずれじゃないか)グスッ

唯「りっちゃん…私もりっちゃんが抜けちゃったらきっとスマブラが楽しくなくなっちゃうよ
  それなら私も抜ける」

梓「私も唯先輩に同意です、誰かが抜けたらもうそれはもう私たちのスマブラじゃありません
  みんなのスマブラですから…その時はまたみんなでずっとティータイムやってたほうがきっと楽しいですよ」

紬「みんな…」グスッ

澪(私は…私は…!!)


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 03:56:12.90 ID:Ku9bAoon0
澪「みんなゴメン!!」

一同「!」

澪「私…ムギの気持ちを考えてなかったよ…!!
  自分のことしか考えてなかった…悪気があったわけじゃないんだ…
  いやこれはいいわけかもしれないけど…ただみんなで楽しくスマブラをしたかったんだ…
  私…怖かった…ムギが私たちの中に入ることで私たちのスマブラが…
  私たちのスマブラじゃなくなるような気がしたんだ」

律「澪…」

澪「だから…」

律「みーお♪」

澪「りつぅ…」グスッ

律「ばかだなぁ…澪が優しい子だって事、最初からみんな分かってるぞ♪」

澪「りつぅ!!」

ガバッ

48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 04:02:08.85 ID:Ku9bAoon0
唯「えへへー、私コードがからまっても間が空いても
  みんなといっしょならきっと楽しいと思うな」

梓「そういうグダグダもスマブラの楽しみですからねー♪」

澪「みんな…許してくれるの?この私を」

紬「うふふ、許すも何も最初から怒ってなんかいないわよ」ニコッ

澪「む…ムギ…」

律「ほらほら、もーそんな湿っぽい顔すんなって!放課後またみんなでスマブラだからな!」

唯「りっちゃん家集合だね!」

梓「今度は負けませんよ!」

紬「お手柔らかにね♪」

澪「あぁ…ああ!」

スマブラはみんなで紡ぐもの、
私たちのスマブラはきっと傍から見ればヘンテコなスマブラなのかもしれない…
でも…私たちは私たちのスマブラが大好き!

スマブラ大好きー!

お   わ   り



49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 04:03:30.36 ID:Ku9bAoon0
1乙!最高に面白かったぜ!!

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/14(日) 04:04:11.24 ID:Ku9bAoon0
久々に神ssを見た
1乙!!




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