FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


【ブログランキングを見る】
スポンサー広告 | TB(-) | コメント(-)

男「好きです!!付き合ってください!!」

男「好きです!!付き合ってください!!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:49:07.20 ID:8eotD+4u0
男「好きなんです!!」

女「嫌よ」

男「ど、どうして!?」

女「毎日毎日しつこいから」

男「それほど本気なんです!!」

女「無理です」

男「くそ・・・これで99敗か・・・」

女「いい加減諦めなさい」






2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:49:35.18 ID:3SjA22YN0

>>1乙!面白かった!

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:50:12.34 ID:1xwZMKNc0
>>1
感動した


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 17:50:35.54 ID:OIcqT1Ak0
>>1さんぱねえっすwおつかれっすwwwwwww

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:50:41.67 ID:BxsD41x9Q
書籍化決定

7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:51:18.01 ID:p/w+n5eT0

>>1これはなんともすがすがしい乙!

9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 17:52:57.37 ID:Zw/kLO+70
この発想はなかった 乙

10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:52:58.32 ID:AaruA3Pm0
文豪現る

11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:53:39.06 ID:SQzHUS7LO
>>1
乙!
トラックの前に飛び出して「僕は死にましぇ~ん!!」って言うとこ最高だった!


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 17:53:59.72 ID:YhJYE8qu0
>>1
面白かった!!乙!!

14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:54:54.32 ID:KixFYzBg0

なんという良スレ
>>1

16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:59:26.88 ID:1dtsnMIL0
>>1
実に面白かった、次も期待してるよ!


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 17:50:57.72 ID:8eotD+4u0
女「全く・・・」

男「そ、それならせめて今からどっか行きません?」

女「授業始まるわよ」

男「そうですけど・・・」

女「早く教室戻りましょ」

男「あ、はい・・・」

18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:09:34.62 ID:8eotD+4u0
男「やっと授業終わりましたね」

女「そうね、それじゃ」

男「ちょちょちょちょ、ちょっと待ってくださいよ!」

女「何?」

男「どこかに行くという約束は・・・」

女「した覚えないけど」

男「そんな・・・」

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:13:04.69 ID:8eotD+4u0
女「なんでついてくるのよ」

男「俺も帰り道こっちです。毎日一緒でしょ」

女「・・・」

男「あっ!女さん!」

女「何?」

男「ちょっとあの店よって行きましょうよ!!」

女「嫌よ」

男「いいじゃないですか!ね?ね?ちょっとくらい!行きましょう!」ギュッ

女「あ、ちょっと離しなさいよ」

男「まあまあ!」

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:15:39.12 ID:8eotD+4u0
男「ふぃ~楽しかった!」

女「・・・はあ」

男「ため息なんてついちゃって!
  女さんもたくさん買い物して楽しんでたじゃないですか!」

女「そ、そんなことないわよ」

男「またまた、『これどう?』とか聞いてきたくせに」

女「うっ・・・///」

22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:20:26.04 ID:8eotD+4u0

男「どうです!?今から俺の家来ませんか!?」

女「嫌よ」

男「そんなこと言って本当は来たいんでしょ!?ほら、行きますよ!」ギュッ

女「同じ手には乗らないわ」パシッ

男「左手が空いてます」ギュッ ニコッ

女「あ・・・」

男「行きますよ!」

女「ちょ、ちょっと!!」

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:23:37.66 ID:8eotD+4u0
男「ただいま~」

母親「おかえりなさい」

女「お、おじゃまします・・・」

母親「あら、女ちゃん今日も来たの?
   毎日毎日男に付き合ってくれてありがとねっ」

女「つ、付き合ってるとかじゃないです!!」

母親「そういう意味じゃないんだけれど・・・ふふっ、まあいいわ
   ゆっくりしていってね」

女「は、はい・・・」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:26:00.39 ID:8eotD+4u0

男「ふぅ~やっぱり自分の部屋が一番落ち着きますね」

女「はあ・・・」

男「女さん、いつものやりましょうよ!」

女「また?」

男「いいじゃないですか!ほら、コントローラー持ってください!」

女「嫌よ」

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:27:47.12 ID:8eotD+4u0
男「早くコントローラー持たないとレース始まっちゃいますよ~」

女「い、いいわよ別に」

男「女さんはヨッシーにしときましたから」

女「・・・」

男「始めますよ?いいんですか?」

女「どうぞ」

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:30:22.79 ID:8eotD+4u0
男「本当に始めますからね?」

女「う、うん」

男「あーボタン押しちゃった」

女「・・・」

男「あ!始まっちゃいます!始まっちゃいます!」

女「うっ・・・」

男「このままだと女さんはビリ確定ですね~。」

男「あ、後3秒ですよ!・・・3・・・2・・・1」

女「あーもう分かったわよ!」パシッ

男「ふふっ」ニコッ


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:33:27.39 ID:8eotD+4u0

男「俺が勝ったら明日も勝負ですよ」

女「なっ」

男「いつものことじゃないですか」

女「勝てばいいのよ」

男「今のところ俺が99戦99勝ですけどね」

女「うるさい」

29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:38:37.96 ID:r/dD+1+qO
男「やりました、堂々の一位です」

女「100敗…」

男「明日も家に来てくださいね」

女「嫌よ」

男「つれてきます」

女「逃げるわよ」

男「つれてきます」

女「うっ…」

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:41:28.43 ID:r/dD+1+qO
男「というか、なんだかんだ楽しんでますね」

女「う、うるさい…///」

男「ふふっ」ニコッ

女「今日はもう帰る」

男「わかりました」

女「……帰る!」

男「ええ」

女「……じ、じゃ!」

男「はい、また明日」

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:44:07.64 ID:r/dD+1+qO

次の日

「まーた始まったよ」

「え、何何!?」

「例の告白タイムだよ…これで100日連続だっけか?
 よくやるよな、あいつも…」

「ああ…」

男「付き合って下さい!!」

女「嫌よ」

男「いいじゃないですか!」

女「嫌」



33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:45:21.24 ID:4yJ2wR6Y0
>>10あたりで落としとけば良スレだったのに

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:47:18.24 ID:8eotD+4u0

ああ、俺もそう思うよ

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 18:47:23.85 ID:tc9775fd0
「男好きです!!付き合ってください!!」に見えた



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:50:43.76 ID:r/dD+1+qO
男「100連敗ですか」

女「諦めなさい」

男「なんかもう振られ慣れました」

女「そっか」

男「今なら誰に振られても平気な気がします」

女「…そ、そう」

男「試しに誰かに告白してみようかな」

女「え?」

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:52:59.99 ID:r/dD+1+qO
女「や、やめた方がいいんじゃない?」

男「どうしてです?」

女「ど、どうせ男なんか振られるし…」

男「だからそれを体験するために告白するんですよ」

女「で、でも…!」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 18:56:13.97 ID:r/dD+1+qO
男「何本気になってんですか。冗談ですよ」

女「なっ!?」

男「まんまと騙されましたね」

女「このっ…!」

男「俺が女さん以外の人に告白する訳ないでしょう?」

女「え?…あ、いや…///」

男「ほら、もう授業始まりますよ」

女「う、うん…」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:00:16.98 ID:r/dD+1+qO
~昼~

「ねえ、女」

女「ん?」

「男のこと好きなの?」

女「な、なわけないでしょ」

「だよね、100回も振ってるんだもんね」

女「そうよ」

「じゃあ私が告白していいよね?」

女「な、なんで!?」

「なんでって、好きだから。知らないの?
 男くん結構人気あるんだよ?」

女「えっ、そ、そうなの…?」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:03:01.36 ID:r/dD+1+qO

「いいよね?」

女「あ、いや……」

男「なんの話ですか?俺の名前が聞こえましたけど」

女「…」

「あ、男くん」

男「何?」

「放課後ちょっといいかな?」

男「?…まあ、少しなら」

女「!?」

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:06:02.87 ID:r/dD+1+qO

「じゃあ放課後この教室でね」

男「了~解」

「おーい、男ー!!」

男「あ、待って今行く」スタスタ

女「…」

「男くんOKしてくれるかなっ!?」

女「さ、さあどうだろ…」

「女!応援してねっ♪」

女「う、うん…」

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:10:01.39 ID:r/dD+1+qO

~放課後教室~

男「何?」

「そ、その…男くん」

男「ん?」

「つ、付き合ってくれない…?」

男「…え?」

「その…好き…なの///」

男「…」

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:13:07.14 ID:r/dD+1+qO
男「ごめん」

「…え?」

男「知ってると思うけど俺、女さんが好きだから…」

「で、でも…!もう百回も振られてるし…」

男「まあな」

「諦めなよ!それに、私の方がいいよ!絶対!」

男「なんで?」

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:16:09.67 ID:r/dD+1+qO

「ほ、ほら女って素直じゃないとこあるし…」

「それに私が男に告白するって言っても全然応援してくれなかったんだよ?」

「顔だって私の方が…」

男「だから?」

「え?」

男「だから何?って聞いてんだよ」

「え、あ…い、いや!」

男「もういいわ、それじゃ」ガララッピシャ

「あ……」

「…うぐっ……ぐすっ…」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:19:44.19 ID:r/dD+1+qO
男「…ったく…」

女「ひっ」

男「お、女さん…?」

男「なにしてるんですか?
 教室の扉に張り付いてましたよね?」

女「あ、いや、べ、別に」

男「……ふふっ」

女「あ、あの、その…」

男「何してるんですか?早く行きましょう」

女「え?」

男「101戦目…しますよ」

女「あ…」

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:23:16.35 ID:r/dD+1+qO
男「また俺の勝ちですね」

女「101敗…」

男「約束通り明日もお願いします」

女「…」

女「ねえ」

男「はい?」

女「な、なんで私にだけ敬語なの?」

男「…」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:26:11.90 ID:r/dD+1+qO
男「…好きだから、じゃ理由になりませんか?」

女「うん」

男「困りましたね」

女「なんでなの?」

男「好きだから、です」

女「だから」

男「そう言われましても他に答えようが…」

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:28:06.08 ID:r/dD+1+qO
女「…そっか」

男「はい」

女「今日は帰る」

男「はい」ニコッ

女「……帰る!」

男「ええ」

女「そ、それじゃ」

男「はい、また明日」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:31:14.41 ID:r/dD+1+qO
~外~

女「はあ…」

「女ちゃん」

女「…あ」

「へへっ、振られちゃった」

女「あ…う、うん」

「知ってた?」

女「い、いや!」

「いいよ、気付いてる」

女「ご、ごめん…」

「…」

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:33:58.25 ID:r/dD+1+qO
女「ど、どうしたの?」

「振られちゃって悔しいなーって思って」

女「…」

「なんで男くんって女ちゃんに固執してるんだろうね」

女「ま、毎日しつこいから迷惑してるんだよね…」

「ははっ、おもしろいこと言うね」

女「え?」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:36:25.96 ID:r/dD+1+qO
「なんで男くんって女ちゃんにだけ敬語なんだろうね?」

女「さ、さあ…」

「あれ?もしかして…知らないの?」

女「え?」

「教えてあげよっか?」

女「…」

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:39:43.58 ID:r/dD+1+qO
「まー人見知りな女ちゃんは男くんのこと知ったの100日前だから無理ないよね」

女「そ、そんなっ…」

「で、本当に知らないの?」

女「『好きだからです』って言ってた…」

「あははっ!な訳ないじゃん馬鹿じゃねぇの」

女「…え?い、いや、でも」

「男くんが好きなのは女ちゃんじゃないよ」


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:43:20.24 ID:r/dD+1+qO
女「どういう…」

「この写真見たら全部わかるかもね…」スッ

女「何…?」

「男くんの幼馴染み…って言っても歳は2つくらい上らしいけどね」

女「…」

「どう?女ちゃんにそっくりでしょ?」

女「…………」

「その人…死んでるよ」

女「え?」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:47:28.12 ID:r/dD+1+qO
女「こ、これが…何?」

「まだわかんないの?本当に馬鹿だね」

女「……ま、さか」

「はい正解!そのまさかでーす」

女「そんな……」

「そうよ…男くんが本当に好きなのはその人だよ」

「女ちゃんはただ似てるから言い寄られてるだけ」

「その2つ上の先輩とあんたを重ねちゃってんの、男くん」

女「……そんな…まさか…」ポロポロ

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/12(金) 19:50:52.64 ID:r/dD+1+qO
「みーんな言ってるよ?
 なんで女ちゃん男くんに遊ばれてるんだろうって」

女「…う、嘘…」ポロポロ

「それだけ言いたかったの
 気付いてないのにヘラヘラ笑って調子こいてるあんたがむかつくからっ♪」

「じゃあね♪」ニコッ

女「……」

女「そんな……」ポロポロ


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:53:59.92 ID:8eotD+4u0
~次の日教室~

男「あれ、今日女さん休み?」

「そうだよ~」

男「・・・何かあったのか?」

「さあ~知らないけど♪」

男「そっか・・・」

「あ、そういえば昨日の放課後はゴメンネ、謝罪ついでに放課後一緒に遊びに行かないっ?
 なんか奢るから♪」

男「いや、今日は放課後予定あるから」

「え~いいじゃん」

男「ごめん」


70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:56:00.75 ID:8eotD+4u0
~放課後、外~

ピンポーン

「はーい」

男「あ、あの、女さんのクラスメイトですけど」

女母「まあ、お見舞いに来てくれたの?ありがとね
   どうぞ、上がって上がって」

男「おじゃまします」

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 19:57:46.31 ID:8eotD+4u0
コンコン

男「入りますよ?」

男「・・・」ガチャ

男「・・・」

男「どうしたんですか?風邪でも引いたんですか・・・?」

女「・・・」

男「女さんが学校に来てくれないと困ります」

女「・・・」

男「102戦目が・・・無効試合になるじゃないですか」

72 :>>71 101戦目に訂正:2010/03 /12(金) 20:00:38.39 ID:8eotD+4u0
女「・・・」

男「ちょっと、本当に大丈夫ですk」

女「いなくて困るのは私じゃなくて別の人でしょ?」

男「え?」

女「帰って」

男「どうしたn」

女「帰って」

男「・・・・・・ま、またまた~・・・本当h」

女「お願い」

男「・・・」

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:02:26.18 ID:8eotD+4u0

男「・・・わかりました」

女「・・・」

男「お見舞いで買ってきたプリン、ここに置いときますね」

女「・・・」

男「結構有名なお店でおいしんですよ、ここのプリン・・・」

女「・・・」

男「・・・」

男「・・・それでは」

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:03:58.48 ID:8eotD+4u0
女「・・・」

女「うっ・・・」ポロポロ

女「・・・ぐすっ・・・ひくっ・・・」

女「・・・」ボロボロ


76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:07:23.70 ID:8eotD+4u0
2ヶ月後、学校

あれから女さんは学校に一度も来ていない

何度家に行っても、門前払いされてしまう

おばさんに、俺が来たら「帰ってくれ」と伝えるように言ってあるらしい

しかし、さすがの俺も堪えて
1か月を過ぎたころからもうお見舞いに行くことはなかった

諦めるべきなのだろうか・・・・・・いや、でも・・・・・・

そんな葛藤と、毎日戦っていて、正直勉強どころではなかった

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:10:30.11 ID:8eotD+4u0
男(さて・・・帰るか・・・)

「おい、男」

男「ん?」

「ちょっと放課後付き合えよ」

男「いや・・・」

「まあまあ、いいじゃねぇかたまには!!」

男「でも・・・」

「最近元気ないし、たまにはパーっとやろうぜ!!ほら、行くぞ!!」ガシッ

男「あ・・・」

懐かしい
2か月前までは、俺が無理矢理つれていく役目だったんだけどな・・・
ああ・・・・・・


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:39:26.61 ID:8eotD+4u0

「男・・・お前元気なくなったの女さんが来なくなってからだよな・・・」

男「ああ・・・」

「結局今戦績はどうなんだ?」

男「2か月前から変わってねぇよ・・・」

「そっか・・・」

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:42:12.03 ID:8eotD+4u0
「ま、まあ!俺がオススメのうまい店教えてやるから元気出せよ!!」

男「ああ・・・ごめん」

「・・・いいってことよ
 人気者のお前が元気ねぇと、つまんねぇからさ」

男「・・・」



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:45:57.61 ID:8eotD+4u0
その後皮肉にも友達に連れてこられた場所は、例のプリンの店だった

男二人でこんなとこ・・・

思い出す

あの日、女さんを心配してここのプリンを買ったんだ

元気になってくれるようにと

食べて貰えたのだろうか

あれから女さんには会えていないから

感想を聞くこともできない

それに、俺はいまだに何故女さんが来なくなったのか、分かっていない

それがたまらなく、悔しい

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:52:42.05 ID:r/dD+1+qO

思い続けてきた…

いつも

気持ちが迷うことは確かにあったけど

毎日、かならず女さんのことを思い出していた



女さんは、俺の前ではあまり笑顔を見せてくれなかった

楽しくないのだろうか

そんなことを考えた日もあった

毎日のように無理矢理つれていくことは迷惑じゃないのだろうか

毎日毎日告白するのは嫌じゃないのだろうか

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 20:57:41.08 ID:r/dD+1+qO

でもわかる

なんせ100回も続けてきたんだ

俺にしかわからない

……女さんは、嬉しそうだった

朝告白をして断られ、放課後ゲームで勝ち明日もやろうと言う

そんな毎日が楽しそうだった

俺は、そんな女さんを見ると嬉しくて仕方がなかった

何度も告白をした

もう、付き合えなくたっていい

俺は女さんの嬉しそうな顔を見るために、何度も何度も告白をした

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 21:04:23.53 ID:r/dD+1+qO
でも、それももう、いいんじゃないだろうか…

女さんは、俺との関係を断った

もう…諦めるべきなんじゃないだろうか…

そんな心の葛藤を

2ヶ月ぶりに訪れたこの店を見つめながら、思い出していた

「おい、男!おいっ!」

男「…ん?あ、ああすまん…ぼーっとしてた」

「はあ…まあ、とりあえず中に入ろうぜ」

男「ああ…」

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 21:08:36.77 ID:r/dD+1+qO
「どの席に座る?」

男「どこでもいいぞ」

「そうか…それなら窓側に行こうぜ、落ち着くし」スタスタ

男「ああ、そうだな…」スタスタ

「俺のオススメプリンはこれだぜ!」

「これ2つでいいか?」

男「ああ…」

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 21:11:53.72 ID:r/dD+1+qO
「待ってる間暇だな…早く来いよプリン」

男「ああ…」

「その…あれだ女さんはまだお前n」

男「……!?」

「ん?ど、どうしたんだ?」

男「!!」ガタタッ


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 23:43:26.94 ID:r/dD+1+qO
気のせいか……?

一瞬そう思えた

でも、あれは……違う

気のせいではない

男「すまん!!」ダッ

「え、ちょ、おいっ!なんだよ!」

あの後ろ姿

あの歩き方

一瞬でも忘れたことがあっただろうか?

待ちわびた…

この日を

この時を

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 23:54:36.41 ID:8eotD+4u0

女にとって、それは実に2カ月ぶりの外出であった

あの日以来、人を信じることができなくなってしまっていた

皆私の前では笑うけど、影では私と男のことを噂している

女にとって、「友達」という存在はもはや恐れの対象と化していた

しかし、今日は勇気を振り絞った

あの日、食べたプリンの味が忘れられなかった

彼の暖かい気持ちのこもったプリンは

完全に冷え切った彼女の心を温めるために、どうしても必要なものであった

121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /12(金) 23:58:49.12 ID:8eotD+4u0
その感情は抑えることができなかった

いや・・・正確には、「もう我慢できなかった」と言った方が正しいだろう

2か月・・・2か月男との接触を避けてきた

もう私のことなんて忘れているだろう

でも、今日くらいは・・・男に甘えてもいいよね?

男との思い出を振り返ってもいいよね・・・?

気がつくと、彼女の足はあの有名なプリンのお店へと向かっていた

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:01:15.28 ID:n5a+yy2W0
男「女さんっ!!」

その瞬間、彼女の思考は停止した

聞き覚えのある声、毎日一緒にいた声

もう聞くことはないだろうと覚悟していた声

でも、何よりも求めていた声

どうしても私の名前を呼んでほしかった・・・

そんな声が、今まさに彼女の名前を呼んだからである


124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:05:12.41 ID:n5a+yy2W0
男「女さん」

女「お・・・お・・・」

彼女は逃げようとしていた

何故かはわからない

怖かった

自分から断ち切った関係に出くわしたとき

彼女はどうすればいいのかわからなかった

男「女さんっ!!」ギュッ

女「!!」

久しぶりの感触

彼の暖かさ、想い、記憶・・・そんなものがこの手を通じて一度に伝わってきた



125 :以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします :2010/03/13(土) 00:07:37.07 ID:34NzObLQ0
息子よ何故おっきする



126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:07:49.88 ID:n5a+yy2W0
男「一緒に来てください」

女「・・・嫌」

男「無理やりつれていきます」

女「・・・嫌よ」

男「そんなこといって、本当はつれて行ってほしいんでしょ・・・?」ニコッ

女「うっ・・・うぐっ・・・ひっく・・・」ポロポロ

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:11:22.60 ID:n5a+yy2W0
懐かしい

全てが懐かしかった

そのやりとりは、昔は当たり前のものだった

でも今はすごく久しぶり

しかし、何も変わらない

結局ついていくということは分かっているのに、男に必要とされるのが

嬉しくて、楽しくて・・・・・・

男もわかってるんだ

私が結局ついてくることを

128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:13:41.12 ID:n5a+yy2W0

男「ただいま~」

母親「おかえりなさ・・・って、あら女ちゃんじゃないのよっ!
   随分久しぶりじゃない?会いたかったわ」

女「あ、いや、そんな恐縮です///」

母親「元気な顔が見られてよかったわ!ささ、上がって上がって!」

女「はい、ありがとうございます」


131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:17:35.96 ID:n5a+yy2W0
男「ふう~、やっぱり自分の部屋が一番落ち着きますね」

彼はいつもそういう

でも、雰囲気はいつもと違っていた

覚悟している目、何かを決心している・・・そんな顔をしていた

女「・・・」

男「女さん・・・」

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:20:05.47 ID:n5a+yy2W0
女「と、とりあえずいつものやらない!?」

自分が何故そう言ったのか理解できなかった

今から男が言おうとしていることはわかる

でも何故か・・・それはまだ聞くべきじゃない

そう感じた

男「あ、ああ!そうですね・・・女さんから言うのは初めてですね」

女「う、うん///」

男「それじゃ・・・やりましょうか」

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:22:42.21 ID:n5a+yy2W0

男「それじゃコントローラー持ってください」

ここで私が言うセリフは決まっている

女「嫌」

これはこのゲームを始めるための、一種の儀式のようなものだ

男「まあまあそう言わずに、女さんはヨッシーにしときましたよ」

女「・・・」

男「始めますよ?いいんですか?」

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:25:59.21 ID:n5a+yy2W0

結局その後、私は開始直後にコントローラーを手に取り

レースに参加した

女「あ・・・」

男「おかしいですね・・・まさか」

女「102戦・・・101敗・・・・・・1勝」

男「負けてしまいました・・・」

136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:28:23.68 ID:n5a+yy2W0
男は緊張していた

この想いを彼女にぶつけると、覚悟していたからだ

その影響で、なんとレースに負けてしまった

ここでの彼女の「勝ち」は何を意味するのか

それを口に出すことはできなかった

137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:33:56.33 ID:n5a+yy2W0
女「・・・」

男「・・・」

女「・・・わ、私、そろそろ帰る」

そう、ゲームの終了と同時に、この空間も終わりを告げる

それがこの部屋での決まりだった

「そんなルール破ってしまえばいいのに」

第三者は、誰もがそう言うだろう

しかし、今までそのルールに従って動いてきたものにとっては、それは簡単なことではなかった

いや、守らなければならないルールなのである

ましてや、レースに負けてしまった男には、彼女を引きとめる権利はない

彼女が「明日もこの家に来る」という約束を破れないように・・・

男「・・・はい」

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:38:40.31 ID:n5a+yy2W0
しかし今回は、異例の事態が起こった

この毎日執り行われる「儀式」に、新ルールが追加されたのである

102回目にして、ようやく追加された「ルール」

女「あ、明日は・・・ちゃんと学校行くから・・・」

男「!!・・・・・・はいっ」ニコッ

女「・・・帰る!」

男「ええ」

女「そ、それじゃあ」

男「はい、また明日」

そうして彼女はこの部屋を出て行った


139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:40:40.56 ID:n5a+yy2W0
次の日、学校

「ま~た始まったよ」

「ああ、例のあれか」

「あれ?でもなんだか随分久しぶりじゃないか?」

「ん?あれ・・・そうだっけ?」

「2か月ぶりぐらいな気がするけど・・・」

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:43:56.82 ID:n5a+yy2W0
男「・・・101回目ですか」

女「そうだね」

男「プロポーズではないですけどね」

女「つまんないよ」

男「101回目の告白は成功するという逸話があるんですよ?」

女「聞いたことないけど」

141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:46:10.49 ID:n5a+yy2W0
男「それじゃ、言いますよ?」

女「・・・」

男「すぅ~・・・・・・ふぅ~・・・・・・」

女「・・・」

男「好きです!付き合ってください!!」

女「嫌」

男「いいじゃないですか!」

女「嫌」










男「またまた・・・そんなこといってホントは付き合いたいんでしょ?」

142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:48:52.60 ID:n5a+yy2W0
その日の放課後

男「それじゃいつものやりますか」

女「嫌」

男「またまた、そんなこといって、早くコントローラー持ってください」

女「・・・昨日勝ったのに・・・」

男「何言ってんですか、学校では俺が勝ったでしょ?」

女「うっ・・・///」

男「負けたら俺の部屋にくる約束だったはずです」

女「・・・」

男「それじゃ、開始しますよ?」

女「・・・わかった」

~fin~



143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:49:28.98 ID:YvmmE9p/0

失望した

144 :以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします :2010/03/13(土) 00:50:04.74 ID:qfLeFEY00
泣いた

145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/03/13(土) 00:51:53.62 ID:B+5avKKf0

あれ、幼馴染云々のくだりは・・・

147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/03 /13(土) 00:53:21.54 ID:XTNKzj6O0
>>11を生かしたな。

149 :以下、名無しにかわりましてVIP がお送りします :2010/03/13(土) 01:16:57.67 ID:3EOx2ws50
>>11を使うとは・・・

てか>>16あたりで終われば神スレだったな




http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1268383747/l50 タグ[ 男系 女系 ]

【ブログランキングを見る】



No.13 : ◆SFo5/nok :2010/03/17 12:44

諦めが悪い…凄い執念ですね

No.45 : :2010/09/01 22:22

このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿





管理者にだけ表示を許可する


トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://asdcium.blog129.fc2.com/tb.php/68-72648070













上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。