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レッド「…熱いな」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 15:38:20.08 ID:cHIOGbmd0
シロガネ山 山頂付近

レッド「……」

ビュウウウウウウウ

ピカチュウ「ピカー」

レッド「……」

ピカチュウ「ピッカピー!」

レッド「…そうだなピカチュウ」



レッド「……寒いなぁ」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 15:45:11.77 ID:cHIOGbmd0
レッド「うぅ…寒い…山篭りはじめて結構経つけどこればっかりは慣れないよなぁ」

ピカチュウ「ピカー」

レッド「うん…俺も干し肉はそろそろ飽きたよ…あったかいご飯が食べたい」

ピカチュウ「ピ!」

レッド「そうだな、一度街に降りてみようか」

ピカチュウ「ピッカー!」

レッド「よし、そうと決まればリザードン!頼む!」

リザードン「ゴァァアアッ」

レッド「目指すはあったかいご飯!乾燥食品とはお別れだ!」



3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 15:53:47.96 ID:cHIOGbmd0
ミニスカート「それでそれで?そのカレシとはどこまで行ったんですかぁ?」

カスミ「う~ん、まぁ正確にはカレシってわけじゃないのよねぇ」

ガールスカウト「えぇ~?そうなんですか?」

カスミ「でもまぁ、向こうは確実に私にベタ惚れだからねぇ。ふふっ、付き合って欲しいって言って来るのも時間の問題って感じかな?」

カスミ「むしろカレシと呼んでも問題ないくらいの仲ではあるわよね」

ミニスカート「いいな~カレシさんってポケモンリーグでチャンピオンにもなった人なんでしょ~」

ガールスカウト「そんな人に想われてるなんてさすがハナダのジムリーダーよね」

カスミ「そ、そんな持ち上げないでよ…」

ミニスカート「で、で、カスミさんはその人のことどう想ってるんですか?」

カスミ「う、う~ん?ま、まあでもまんざらじゃないし、今度会ったらその時は私の方から言ってあげてもいいかな、くらいにh」

レッド「おーい、カスミー!」

カスミ「ヘァッッ??!」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 16:00:35.39 ID:cHIOGbmd0
レッド「なんだよ、ヒトデマンみたいな鳴き声出して」

カスミ「レレレレレレレッド??!な、なんでここに?!アンタ今シロガネネネネ」

レッド「落ち着け、人は肺呼吸だ。エラじゃない」

カスミ「知ってるわよ!!……な、なんでアンタここにいんのよ」

レッド「ああ、それなんだけど」

ひそひそ

ミニスカート「ねえねえ!あの人じゃない!?」

ガールスカウト「ウンウン!赤い帽子にジーンズ、何より親しげな雰囲気…!」

二人「キャーーーーーッ!」

カスミ「…ちょ、ちょっとこっち来なさい!」

レッド「え、なんでいきなり」

カスミ「い、いいから!!」

二人「きゃーーーーー!いやーーーん!お幸せにーーー!!」



8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 16:09:27.04 ID:cHIOGbmd0
カスミ「ここなら大丈夫…」

レッド「…懐かしいなぁ、ハナダジムのバトルフィールド」

カスミ「ん、ンンッ、で?一体何のようで来たの?」

カスミ(危なかったぁ…あのままだったらあの二人に何を漏らされたか…)

レッド「ああ、それなんだけど…ここなら丁度いいな」

カスミ「っ…!」

カスミ(な、何よ、急に真剣な顔になって…何か前にも増してか、かっこいい…かも)

レッド「カスミ…俺と…」

カスミ(な、何?!も、もしかして…?!ホントに?で、でもまだ心の準備が…!!)

レッド「ポケモンバトルしてくれ」

カスミ「は、はい!!じ、実はわ、私も………へェァ?」



9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 16:17:51.88 ID:cHIOGbmd0
カスミ「あっきれた……お金がなくてご飯食べれないからわざわざバトルしにくる挑戦者なんて聞いたことないわよ」

レッド「いや、まったく面目ない」モグモグ

ピカチュウ「ピッカー」モグモグ

カスミ「ていうかアンタ使い切れないくらいお金持ってたじゃない!?あれどうしたの?」

レッド「山篭りの装備買い揃えて実家に預けてあるよ、持ってても山じゃ使わないし」モグモグ

カスミ「はぁ…・・・じゃあ家に帰ればよかったじゃない」

レッド「そうだよなぁ…でも何でかハナダに来ちゃったんだよな」

カスミ「……え…?そ、それって……」

レッド「うん、よっぽど好きなんだろうなカスミのこと」

カスミ「ふぇ!?あ、す、好きって!?あ、アンタそんなサラっと!あ、あのその」

レッド「リザードンは」

カスミ「は………?」



11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 16:23:14.84 ID:cHIOGbmd0
レッド「街にいこうって言ったらまっすぐハナダに飛んできたんだよ。よっぽどカスミが気に入ってるんだろうなぁ」

レッド「水タイプは一番苦手なはずなのにな、ははっ」

カスミ「……ハ、ハハハ…」

カスミ「スターミー…」

ピシュゥーン

スターミー「シェァッ!」

レッド「カスミ…?あの、カスミさん?」

カスミ「ハイドロポンプ…」

スターミー「シェァァアアアァアッッ」

レッド「ちょ、まっ、なんdぶばばばばばばばばばばばばッ!!」



12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 16:36:52.16 ID:cHIOGbmd0
レッド「なんで俺はハイドロポンポまでいただかなければならなかったのでしょうか…」

カスミ「うっさい!わかんないならいいのよ!馬鹿!」

レッド「うぅ…まぁ、でも助かったよ。今度お礼にお菓子でも…」

カスミ「いいわよファミレス一食分くらい。ジムリーダーの収入なめないでくれる?」

レッド「いや、でも」

カスミ「いいったらいいの!どこかのリーグチャンピオンになったのに半年も持たずに辞めてプー太郎になった人とは違うから」

レッド「グハッ…!………ピカチュウ~カスミがイジめるんだよぅ…」

ピカチュウ「ピーカー」

カスミ「はぁ……もう、何で私ったらこんなやつ…」

レッド「・・・…?何か?」

カスミ「なんでもないわよ!」

二人「」ビクッ



13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 16:47:27.37 ID:cHIOGbmd0
カスミ「それであんたこれからどうするの?」

レッド「これから?」

カスミ「まさかまた山にとんぼ返りするわけじゃないでしょ」

レッド「そうだなぁ…どうしようかピカチュウ」

ピカチュウ「ピ?」

カスミ「相変わらずねアンタ…予定もないんなら他のジムリーダーにも会ってきたら?」

レッド「他のジムリーダー?…そうか、いいかもな!久しぶりに皆の顔も見たいし」

カスミ「…ホント、単純なんだから…」



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 17:02:07.43 ID:cHIOGbmd0
レッド「よし!じゃあまずはクチバシティにいこう!また頼むぞリザードン!」

ピカチュウ「ピッカー!」

カスミ「はいはい、じゃあ頑張って行って来なさいね」

レッド「うん。あ、そうだカスミ」

カスミ「なに?」

レッド「髪型変えたんだな、似合ってるよ」

カスミ「ふぇっ?!あ…や…その………あ、ありが、とう…」

レッド「飯本当にありがとうな!今度はちゃんと本気のバトルしようなー!」

ビューーーーン


カスミ「…………はぁ」

カスミ「あいつ……ホント、ズルいなぁ……」


ミニスカート・ガールスカウト「ニヨニヨニヨニヨ」



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 17:15:03.45 ID:cHIOGbmd0
レッド「クチバジム…変わってないなぁ…この木もまだある」

ピカチュウ「ピッカピッカ!」

レッド「おじゃましまーすっと」


マチス「ノゥ!ライチュウ!!モット!モット筋肉ノ動キヲ意識スルンデース!!」

ライチュウ「ヂュウーーーーーッ」ビシッ ムキッ

マチス「イエーーーーッス!!イエス!!パーフェクッ!!」

レッド「……何やってんすか」

マチス「ワッツ?」

ピカチュウ「チュウッ」ビシッ



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 17:26:32.40 ID:cHIOGbmd0
マチス「オ」

レッド「お?」

マチス「オォーーーーゥ!!レッドボーイ!!?ドウシタンデスカ?!コンナトコロヘ?」

レッド「いやぁ。久しぶりに皆の顔が見たくなって。マチスさんは相変わらずみたいで」

マチス「ハハッ、ソウデスネー、イツデアッテモ変ワラズ最高ノコンディションヲ維持スルノガソルジャーデスカラネー」

ライチュウ「チュウ!」

ピカチュウ「チュウ!」

レッド「ライチュウも相変わらずみたいだなー」

マチス「フフフ。レッドボーイ?本当ニソウ思イマスカ?簡単ニ確カメル方法、アリマスヨ?」

レッド「!…そうですね、何よりも確実に確かめる方法ですね。やりましょうか!」

マチス「オッケーイ!!ライチュウ!パワーアップシタ我々のチカラヲミセマショウ!!」

レッド「いくぞピカチュウ!!」

ピカチュウ・ライチュウ「チュウーーーッ!!」



19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 17:46:27.93 ID:cHIOGbmd0
マチス「………」

レッド「………」

マチス「…フ…ハッハッハッハッハー!ヤッパリレッドボーイハ強イデスネー!カンパイデース!!」

レッド「そんな、マチスさん達も前より何倍も強かったですよ。驚きました!」

マチス「ハッハー!サンキュー!デハライチュウ?バトル終了のポーズ!ハッ!!」

ライチュウ「チュウ!」

二人「」ビシッ! ムキッ!

レッド「おお!ピカチュウ!俺たちもやるか?!」

ピカチュウ「ピ!」

レッド「ハッ!」 ピカチュウ「チュウ!」

二人「」ビシッ! ムキッ!



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 18:03:56.63 ID:cHIOGbmd0
マチス「モウ行ッテシマイマスカーマタイツデモ来テクダサイネー」

レッド「はい、また必ず…あ、船が泊まってる」

マチス「エエ、今コノ街ノ港ハ、ジョウト地方ト行キ来スル船ガトマッテマス」

レッド「ジョウト…」

マチス「フフ、ジョウトノ方ニモ強イトレーナーハタクサンイルソウデスヨ?」

レッド「ジョウト地方のトレーナーか…戦ってみたいな」

マチス「イズレ戦エマスヨ、ソノタメニリーグチャンピオンノ席カラ降リタンデショウ?」

レッド「え、いや、そんなつもりでは…ははは…」

マチス「オーケイ、レッドボーイ。デハマタ会ウ時マデニ更ナルパワーアップヲ遂ゲテオキマスヨ?」

レッド「はい、俺もです。じゃあ……行きます」

マチス「シーユー!」



24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 18:28:37.62 ID:cHIOGbmd0

レッド「タマムシシティは相変わらずにぎわってるな」

ピカチュウ「ピッカ!」

レッド「なんでも売ってるデパート!癒しの広場の噴水!…それに……ゲームセンター…」

ピカチュウ「ピカー?」

レッド「あぁ、大丈夫だよピカチュウ…若さゆえの何とかってヤツさ…もうスロットはしないよ…」

レッド「もう…あんな…あんな恐ろしいもの…」

ピカチュウ「ピ!」

レッド「あ、ああそうだな、ジムだよな。エリカさんいるかな…?」



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 18:36:35.96 ID:cHIOGbmd0
レッド「……何故だろう、ここに来ると妙な緊張感がある」

ピカチュウ「ピカー?」

レッド「こう、背筋を伸ばさなきゃいけないような、そんな気分」

ピカチュウ「ピー」

レッド「ピカチュウもわかるか?よし、気合入れていこう!」

ピカチュウ「ピ!」

レッド「ごめんくださーい」

ピカチュウ「ピッカー」



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 18:43:20.05 ID:cHIOGbmd0
レッド「花がいっぱいだ、いい香りだな…」

ピカチュウ「ピカー」

エリカ「はあーい、どちら様…まぁ…!レッドさん…?」

レッド「こんにちは、エリカさん」

エリカ「あらあら…どうなされたのですか?ご連絡頂ければおもてなしの用意もできたのに…」

レッド「い、いやそんな大層な用事じゃないですから、ちょっと、挨拶に」

エリカ「そうですか…ですが、今わたくしの両親は他地方へ旅行に行っておりますの」

レッド「はぁ…えっと、何でそこでご両親の話が…?」

エリカ「??挨拶に参られたのでしょう?」

レッド「はい、まぁ」

レッド・エリカ「????」

ピカチュウ「ピッカチュンッ!」



28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 18:52:33.64 ID:cHIOGbmd0
エリカ「それに…レッドさん。エリカさんだなんて水くさいです、エリカと呼び捨てになさってください」

レッド「え?や、それはなんというか…ほら、エリカさんって大人っぽいからつい」

エリカ「大人であろうとなかろうと、わたくしとレッドさんの間ではありませんか。どうぞ、エリカと」

レッド「は、はい…エリカ…」

エリカ「はいっ レッドさんっ …できればその敬語もやめていただきたいですわ」

レッド「あー、えっとわかりまし、じゃない、わかったよ、エリカ…かな」

エリカ「はいっ…はいっ!うふふ…」

レッド(うーん、やっぱりなんか落ち着かない)



30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 19:09:48.42 ID:cHIOGbmd0

エリカ「そうですの…下山されてジムを…」

レッド「うん。久しぶりに皆に会いたくなってさ」

エリカ「わたくしだけに逢いに来て下さったのではないのですね…」

レッド「?いまなにか」

エリカ「お気になさらずに…それで、まず猪の一番にハナダのカスミさんのところへ行かれたのですね」

レッド「そうだけど…」

エリカ「なぜ、一番がカスミさんでしたのでしょう?よろしければお聞かせいただけます?」

レッド「え?なぜって…」

エリカ「はい、何故ですか?レッドさん?何故わたくしでなくカスミさん?」

レッド「エ、エリカ…?なんか怒ってる?」

エリカ「とんでもございません…ええ、ただ純粋に気になっただけですわ…」

レッド「そ、そうですか…」

ピカチュウ「」ガクガクブルブル



34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 19:29:22.77 ID:cHIOGbmd0
エリカ「まぁ、リザードンさんの…」

レッド「はい、じゃなくて、うん。リザードンはカスミが気に入ってるらしくて」

エリカ「………レッドさんは…」

レッド「ん?」

エリカ「うふふ、何でもありませんわ」

レッド「?じゃあ俺そろそろ行くよ、まだ行ってないジムはたくさんあるし」

エリカ「もう行ってしまわれますの?もっとゆっくりしていかれてもよろしいのでは」

レッド「うーん、あんまりいてもお邪魔になっちゃうし、ハハ…」

エリカ「そんな!レッドさんがお邪魔になることなんてありえませんわ!決してございません!」

レッド「エリカ…うん。ありがとう、今度来た時は必ずゆっくりさせてもらうよ」

ピカチュウ「ピー」



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 19:36:41.33 ID:cHIOGbmd0

エリカ「………はぁ」ポーッ

エリカ「行ってしまわれましたわ…」

エリカ「次はいついらして下さるのかしら…」

エリカ「…そうですわね、お手製のお料理を用紙してお出迎えしなくては、殿方は胃袋で捕まえるといいますし!」



エリカ「……強壮薬も必要かしら…」



レッド「ッ?!」ゾクッ

ピカチュウ「ピカー?」



38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 19:46:23.45 ID:cHIOGbmd0
レッド「うぉっ!まぶしっ!!」

ピカチュウ「ピッカピッ!」

レッド「ヤマブキシティの都会っぷりは一段と増した感じだなぁ」

ピカチュウ「チャー」

レッド「見ろよピカチュウ!リニアだぞリニア!はじめてここに来た時はあんなのなかったのになぁ!」

ピカチュウ「ピッカピカピー!」

レッド「ここはまた後でゆっくり見て回りたいなぁ、と。とりまえず、まずはジムだな」

ピカチュウ「チュー」



41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 19:53:27.16 ID:cHIOGbmd0
レッド「このジムは…とにかく迷ったな」

ピカチュウ「ピー」

レッド「フ、だが初見殺しはもう俺たちには通用しない!そもそもそういう目的じゃないしな!行くぞピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ!」

レッド「こんにちはー」

ピカチュウ「ピッカー」


ナツメ「来たわね…あなたが来ることは3年ま」

レッド「あれ、あのーすみません。ジムリーダーのナツメさんはいますか?」

ナツメ「…………」



42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 20:01:24.53 ID:cHIOGbmd0
レッド「ご、ごめんって!だってそんなにイメージ変えてると思わなかったんだよ!」

ナツメ「………」プイッ

レッド「いや、ホント悪かった!俺がデリカシーなさすぎた!」

ナツメ「……カスミ」

レッド「へ?」

ナツメ「カスミの時はすぐにわかったくせに……」

レッド「な、なんでそんなことを…!!?」

ナツメ「……予知したもの」

レッド「……待てよ、それ本当に予知か?」

ナツメ「………」プイッ

レッド「こっちを見て話しなさい」



45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 20:10:22.57 ID:cHIOGbmd0

レッド「言い訳だけど本当にわかんなかったんだよ、前と正反対じゃんか、そういうイメージ全然なかったからさ」

ナツメ「それはもういいの」

レッド「え?」

ナツメ「あなたさっきから謝ってばかり、もっと他に言うべきことあるでしょう?こんなこと予知しなくてもわかるわ」

レッド「あ…うん、そうだよな、ごめん」

ナツメ「だから謝るのはもういいわ」

レッド「うん。…新しい服も髪型も似合ってるよ、ナツメ」

ナツメ「……うん。許してあげるわ」

レッド「はは…サンキュ」

ナツメ「どういたしまして。…まぁここまでのやり取りは2年前に予知してたけどね」

レッド「ホントかよそれ…」




46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/15(土) 20:11:25.72 ID:EszUeVr40
ナツメってチンコ見れたりするのかな



47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/15(土) 20:20:40.12 ID:cHIOGbmd0
ナツメ「それで今日はどうしてヤマブキまで?」

レッド「うん、それは」

ナツメ「知ってるわ3年前に予知していたもの」

レッド「随分前倒しなんだなぁ…まぁ、それなら話は早」

ナツメ「私に会いたくて耐えられなくなったのよね」

レッド「あれ?!」

ナツメ「何か違った?私の予知は外れたことはないのだけれど」

レッド「うーん、ニュアンス的な違いだけど、だいたい合ってる…な」

ナツメ「ふふ、そうでしょう」

レッド「なぁピカチュウ、ナツメってこういうやつだったか?」

ピカチュウ「ピカー?」



72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 02:35:52.53 ID:HLWJ7XMU0
レッド「んじゃ、ナツメの顔も見れたし、俺達行くよ」

ナツメ「え、何を言ってるの?」

レッド「何って、次の街へ」

ナツメ「私の予知では、これからあなたはここでずっと私と暮らすことになっているんだけれど」

レッド「……はい?」

ナツメ「私の予知、外れたことがないの」 じーーーーーーっ

ピカチュウ「ピ」 じーーーーーーっ

レッド「ほら、ピカチュウが真似しちゃうだろ、冗談言い過ぎだぞナツメ」

ナツメ「………うん、そうね冗談よ」

レッド「ったく…じゃあまた近いうちに遊びに来るよ、その時はバトルもしような」

ピカチュウ「ピッカー」

ナツメ「ええ、いつでも歓迎するわ」



ナツメ「……そう、今はまだ予知さえできない。でも、必ず…」



73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 02:58:22.76 ID:HLWJ7XMU0

レッド「セキチクシティの雰囲気は変わらないな…のんびりしてて風情があって」

ピカチュウ「チュ~」

レッド「もっと浸ってたい気もするけど。とりあえずジムだ」

ピカチュウ「ピッカ!」


レッド「こんにちわー」

アンズ「はいはーいって、あんた誰?…さてはジムの挑戦者ね!」

レッド「え?いや、俺たちはキョウさんに会いに…」

アンズ「何言ってんの!父上は今ポケモンリーグで四天王をしてるのよ!」

レッド「あ!そうか!そういえばそうだった…ん、父上?じゃあ君は?」

アンズ「あたいはアンズ!四天王キョウの娘でセキチクジムのジムリーダーよ!えっへん!」



74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 03:07:56.83 ID:HLWJ7XMU0

アンズ「って、何であたいばっかり喋らせてるのよ!あんた、相当怪しいわね…」

レッド「ああ、俺は前キョウさんと」

アンズ「わかったわ!あんた父上に負けてリベンジしに来たのね!」

レッド「たたか…え?」

アンズ「フフン、おあいにくだけど今でも父上はアンタなんかよりずーっと強いの!」

レッド「あ、あぁ…」

アンズ「なんてったってリーグ史上最年少最強と言われたチャンピオンとこのジムで戦って、あと一歩まで追い詰めたんだから!」

レッド「へ、へぇ…そうなんだ、どんな人だったの?」

アンズ「ふぇ?…よく覚えてないんだけど…確かクレナイ、とかクリムゾン、とかそんな名前の…」

レッド「」ビクンビクン

ピカチュウ「」ビクンビクン



75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 03:17:04.92 ID:HLWJ7XMU0
レッド「そっか、じゃあ俺は出直すよ、ジムリーダー頑張って」

アンズ「待ちなさい!あんたジム戦をしに来たんでしょう?リーダーはあたい、相手をしてあげるわ!」

レッド「え、いや俺はもうバッジは」

アンズ「父上が出るまでもないってことを教えてあげる!行きなさいクロバット!」

レッド「な、なんか流されてる気もするが…」

ピカチュウ「ピカー」

レッド「でもバトルなら本気でいくぜ…!ピカチュウ、やるぞ!」

ピカチュウ「チュウー!」

アンズ「フフン!セキチクジムリーダーの恐ろしさをもう一度知るがいいわ!」



78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 03:28:23.21 ID:HLWJ7XMU0
アンズ「……そ、そんな……このあたいのポケモン達が、手も足も出ないなんて…」

レッド「よくやったぞピカチュウ!アンズちゃんのポケモン達も強かったよ、さすがキョウさんの後継ぎだね」

アンズ「うぅ…あ、あんた一体何者よ!あたい達がこんなにボコボコにやられるなんて!!明らかにジムリーダーかそれ以上じゃない!?」

レッド「何者って…マサラタウン出身のポケモントレーナー…かな?」

ピカチュウ「ピー」

アンズ「マサラって…あんな田舎町にこんな強いやつがいたなんて・・・」

レッド「ははは…一応、リーグチャンピオンを二人出してるんだぜ?一応だけど、ね…」

アンズ「ぐぬぬ…くやしいぃ~!」

レッド「じゃあそろそろ俺行くよ、バトルすっげぇ楽しかった。またやろうな!」

アンズ「ま、待ちなさい!あんたの名前教えなさい!あとバッジ!」

レッド「俺はレッド、マサラタウンのレッドだよ。あとバッジはもう持ってるんだ、じゃあね、またー」

アンズ「ちょ……行っちゃった…マサラタウンのレッド、か……」

アンズ「……ん?でもどっかで聞いたような…レッド…?」

アンズ「…………あ!」



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 03:43:07.76 ID:HLWJ7XMU0
レッド「グレンジムに行くのも随分久しぶりだなぁ…どうした?ピカチュウ?」

ピカチュウ「ピ~」

レッド「そっか、お前ポケモン屋敷が苦手だったよな。あそこは俺も怖かったなぁ、出来れば二度と入りたくない…」

ピカチュウ「ピ!」

レッド「っと、そろそろグレン島だな」


レッド「………ない…。ジムどころか、島が丸っとなくなってるーーー?!」

ピカチュウ「チャー」

レッド「あ、でもポケモンセンターはあるんだな…ちょっと休ませてもら」

「おい、なにやってんだこんなとこで」

レッド「ん?…お、お前!グリーン!?」

グリーン「おう、グリーン様だよ。山に遭難しに行ったお前がなんでこんなとこにいるんだよ、迷いすぎて海に出たのか?」

レッド「相変わらずだなお前…」



81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 04:00:53.23 ID:HLWJ7XMU0
レッド「って、んなことより。グレン島は一体どこにいっちゃったんだよ!?」

グリーン「何だお前知らねぇのか、グレン島は火山の噴火でなくなっちまったんだよ。住民は全員別の街に引っ越したんだ」

レッド「俺の知らないうちにそんなことが……」

グリーン「つーかカントーの人間なら誰でも知ってるっつーの。これだから山住みの原人はよぉ」

レッド「別に住んでないっての!今日なんか妙にトゲあるなお前!嫌なことでもあんのかよ」

グリーン「別にねーけどー?どっかの誰かさんのおかげで、チャンピオン在位期間の最短記録を作っちまったことか、気にしてないけどー?」

レッド「ね、根に持ってやがる…あれはタイミングがかぶっただけで…」

グリーン「ハッ!そーだよなぁー、んで容赦なく俺をぶちのめしたあげく奪ったチャンピオンもさっさと辞めちまって山篭りだもんなー、頭が下がるぜ!」

レッド「むむむ」

グリーン「なにがむむむだ」



84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 04:13:09.06 ID:HLWJ7XMU0
グリーン「つーか最初の質問に答えろよ、こんなとこで何してんだよ」

レッド「ああ。久しぶりにジムリーダーの皆に会いにさ。そういえばお前もトキワの…」

グリーン「おう、カントー最強ジムリーダーグリーン様だぜ」

レッド「で、その最強ジムリーダーさんはこんなとこで何やってんだ?」

グリーン「あん?最近ジムの挑戦者がいなくてヒマでよ、こうしてグレンバッジまで取りに来たトレーナーウォッチングだよ」

レッド「……本当にヒマなんだな」

グリーン「まぁな。それに、海は好きだしよ。悪くねぇぜ」

レッド「てことはグレンジムも移動してるのか」

グリーン「ああ、こっから少しいったとこのふたご島だ、そこの洞窟にハゲ…じゃない、カツラのオッサンが仮設ジムを構えてる」

レッド「ふたご島か…ありがとう、行ってみるよ」

グリーン「渦潮に巻き込まれろよー」

レッド「言ってろよ!」



85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 04:24:57.37 ID:HLWJ7XMU0

レッド「ここか…本当に洞窟に作ってるんだな、カツラさんらしいというか…」

レッド「こんにちはーカツラさーん」

ピカチュウ「ピッカー」

カツラ「ヌ、わしを呼ぶような声…何者…!」

レッド「どうも、お久しぶりです」

カツラ「き、君は…!う、う、」

レッド「うう?」

カツラ「うおおーーーーーい!!レッド君!!我が後継者レッド君ではないか!!」

レッド「声でかっ!ていうかこ、後継者っ?!」

カツラ「うむ!うむ!グレンジムは熱く燃え滾る炎ポケモンのジム!そして君は『レッド』君!これ以上の適任はおるまい!?」

レッド「完全に語感だけじゃないですか!」



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 04:33:26.66 ID:HLWJ7XMU0
カツラ「はははっ!そうでもないぞ!君の実力ならジムリーダーとして文句のつけようもない!」

レッド「は、はぁ…でも俺は…」

カツラ「大丈夫!心配しなくてもすぐに移転先の新しいジムも建設される!洞窟暮らしも長くないぞ!」

レッド「いや、そういうわけでもなくて」

カツラ「なんだね?ジムリーダーになる気はないと…?」

レッド「はい、まぁ…」

カツラ「そうか、実に残念だ…ん…っ…グホッグホッ」

レッド「カ、カツラさん?!」

カツラ「いや、大丈夫だ…だが、ワシもそう長く生きられるわけでははない…後継者を見つけたいというのは、最後の…願いなのだ」

レッド「そんな…カツラさん…!!」



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 04:40:11.33 ID:HLWJ7XMU0

カツラ「レッド君…このワシの最後の願い…叶えてはくれないか…」

レッド「カツラさん…俺……」

ビキニのおねえさん「カっちゃ~~~んっ」

二人「??!!」

ビキニのおねえさん「ねえ、カっちゃん?今日は晩ご飯何にする?私頑張ってつくっちゃうっ」

レッド「カっちゃん…?」

カツラ「あ、ああ、いやこれは、そのだね」

ビキニのおねえさん「でもぉ、やっぱり精のつくものがいいよねぇ?カっちゃんったら毎晩頑張っちゃうから…あ、お客さん?!や、やだもう!恥ずかしい!!」

カツラ「……」

レッド「……」

カツラ「ほら、ワシ、炎タイプだし……」

レッド「うっさいハゲろ」



89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 04:48:58.33 ID:HLWJ7XMU0
レッド「何が長くないだ!!死ぬほど人生エンジョイしてるじゃないか!!しかもその年でお盛んって死ぬ気もないでしょう!!」

カツラ「でも後継者が欲しいのは本当なんじゃよおーい!!」

レッド「なら自分でなんとかしたらいいんじゃないですか!!」

カツラ「そんな怒るなよレッド君ー老人のお茶目じゃないかー!」

レッド「ほんのちょっとでも本気にした自分が腹立たしいーー!!」

カツラ「レッドくーん!ごめんよぉーい!」


ビキニのおねえさん「なんか私よくないことしちゃった?」

ピカチュウ「ピー?」



90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 04:57:16.12 ID:HLWJ7XMU0
レッド「ゼェ、ハァ、ゼェ、ハァ」

カツラ「ハァ、ハァ、フゥ」

レッド「じゃあ…そろそろ俺達行きます…カツラさんも元気そうなんで」

カツラ「そうか…ハァ、ハァ…新ジムが建ったときはまた来ておくれよ」

レッド「はい…それじゃあ、また」


レッド「なんかどっと疲れた…」

ピカチュウ「ピカー」

レッド「心配?ああ、大丈夫だよ。じゃあ最後のジムリーダーに会いに行こうか」

ピカチュウ「ピッカチュウ!」



92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 05:43:36.85 ID:HLWJ7XMU0
タケシ「みんなー飯だぞー」

イワーク「ゴォルルルル」 ゴローン「ゴロロロロ」

タケシ「そんなにがっつくな、みんな腹いっぱい食える分はあるから」

レッド「タケシさん」

タケシ「ん…レッド?レッドじゃないか!久しぶりだなぁ」

レッド「ひさしぶり、タケシさん」

ピカチュウ「ピッカー」



タケシ「そうか、シロガネ山で修行をな…それはいい鍛錬になるだろう」

レッド「うん、俺もポケモン達も強くなった実感はあるよ」

タケシ「しかしその年で山篭りとは、お前も思い切ったことをするな」

レッド「あはは…実は母さんにはあんまりいい顔はされなかったよ」

タケシ「そりゃそうだろう、いくらリーグチャンピオンの実績があっても、お前はまだ子供だ」



93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 05:52:08.07 ID:HLWJ7XMU0
レッド「そうだね、タケシさんの言うとおりかもしれない」

タケシ「しかし、お前がリーグチャピオンか…こうしてるとはじめてあった時を思い出すな」

レッド「え?」

タケシ「最初は地面タイプに電気技が効かない事にあたふたしてたのにな。それから何年もしないうちにチャンピオンになっちまうんだから」

レッド「あ、あはは…あの時はタケシさんにボコボコにやられちゃったね」

タケシ「そりゃあジム戦だからな。いかなる時でも全力で戦うのがジムリーダーの礼儀だ」

レッド「うん、それから勝つために鍛えたり、ポケモンの特性を学んだりしたんだ、負けたのはかなり悔しかったから」

タケシ「二回目は見違えたように強くなっていた。グレーバッジを持つに相応しいくらいに」

レッド「俺さ、オーキド博士に言われて街を出たけど、正直どうすればいいのかわからなかった」

レッド「でもタケシさんに負けて、悔しくて、こいつらをどうしても勝たせてやりたいって思ったんだ」

ピカチュウ「ピッカー」



95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 06:00:41.25 ID:HLWJ7XMU0
タケシ「ああ、その気迫は伝わってきたよ」

レッド「それで勝った時さ、すごく嬉しかったんだ。なんか、こいつらと一緒になれたって気がした」

レッド「それでなんとなくわかったんだ。ポケモンを知る、一緒に戦うってこういうことなのかなって」

タケシ「……」

レッド「だからニビジムは、俺達にとって二回目のスタート地点なんだ。ここから、俺達は本当に旅をはじめられたんだ」

タケシ「…お前が俺を倒した時、こいつはもしかしたら凄い所までいくんじゃないかって予感がした」

レッド「え…」

タケシ「俺の予感はまったく正しかったよ。お前は、お前達は本物のポケモントレーナーだ」

レッド「や、やだな、持ち上げないでよ…」

タケシ「今更照れることか、リーグチャンピオン」

レッド「もうチャンピオンじゃないよ」

タケシ「フ、そうだったな。今はマサラタウンのレッドか」

レッド「うん」



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 06:06:12.20 ID:HLWJ7XMU0
タケシ「またいつでも来いよ。話し相手でもバトルでも、受けて立つぜ」

レッド「うん。絶対また来るよ、じゃ、また!」

ピカチュウ「ピッカー!!」


レッド「この道も懐かしいな、よく毒をもらってポケモンセンターにかけこんだっけ」

ピカチュウ「ピカー」

レッド「……よし!じゃあマサラタウンに帰るか」

ピカチュウ「ピッカチュウ!」



99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 06:21:14.66 ID:HLWJ7XMU0
レッド「ただいまー」

ピカチュウ「ピッピッカー」

ママ「ふぇ?」

レッド「ただいま母さん」

ママ「あらあらあら、レッド?どうしたの一体?忘れ物?」

レッド「いやいや、どんだけ気付くの遅いんだよ。帰ってきたの」

ママ「まぁまぁ!それだったら連絡してくれればいいのに、レッドの好きなものいっぱい作っておくのに」

レッド「いいよ、家に帰ってきただけなんだから」

ママ「ダメよ、そんなのママが許しません!ちょっと待っててねお買い物行って来るから」

レッド「は、はい」

ママ「そうね、待ってる間オーキドさんのとこのナナミちゃんに会って来たら?あなたに会いたがってたわよ」

レッド「ナナミさんが?」

ママ「ふふふ、じゃあ行って来るわね。ちゃんと顔見せてくるのよ」



100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 06:26:16.59 ID:HLWJ7XMU0
コンコン

レッド「こんにちはー」

ナナミ「はーい…え、まぁ…レッドくん…!」

レッド「こんにちは、ナナミさん。久しぶり」

ナナミ「はい、こんにちはレッドくん。どうぞ上がって、美味しいクッキーがあるわ、食べるでしょう?」

レッド「あ、はい。おじゃまします」

ナナミ「ふふ、かしこまらなくていいのよ、自分のお家だと思って」

ピカチュウ「ピーカー」

ナナミ「ピカチュウちゃんも、いらっしゃいね」

ピカチュウ「ピ!」



102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 06:32:58.29 ID:HLWJ7XMU0
ナナミ「紅茶でよかったかしら」

レッド「あ、はい。」

ナナミ「今日はお家に帰ってきてたの?」

レッド「はい、それでナナミさんにも会っておこうと思って、母さんが、会いたがってるとか言ってたし」

ナナミ「え、ええ?!お、おば様ったら…」

レッド「何か俺に用でもありました?またグリーンのこととか…」

ナナミ「う、ううん…特にたいした用事があるわけじゃないの…ただ、レッドくんに会いたいな、って思うだけで…」

レッド「???ナナミさ」

ナナミ「は、はい!紅茶はいりましたよ」

レッド「あ、どうも」

ピカチュウ「」 カリカリカリカリ

ナナミ「クッキー美味しい?ピカチュウちゃん」

ピカチュウ「ピ!」



104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 06:46:18.78 ID:HLWJ7XMU0
レッド「あ、そうだ俺ナナミさんに言わなきゃいけないことがあるんだ」

ナナミ「え?わ、私に・・・なに、かな…?」

レッド「これ…」

ナナミ「あ…タウンマップ」

レッド「うん、ナナミさんにもらったマップ」

ナナミ「もうすごいボロボロね、書込みもいっぱい…」

レッド「あんまり綺麗には使えなかったけど、これのおかげで、俺は旅を続けられたんだ」

レッド「だから、ありがとうナナミさん。俺にもこのマップをくれて。俺ナナミさんに何度感謝したかわかんないよ」

ナナミ「レッドくん……」

ピカチュウ「」カリカリカリカリ



108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 07:05:57.48 ID:HLWJ7XMU0
ナナミ「…あのね、レッドくん。きっとレッドくんは勘違いを、してると思うの…」

レッド「え、勘違い?」

ナナミ「レッドくんは、あなたがお爺ちゃんのお仕事を手伝ってくてるから、私がこのマップをあげたんだって思ってるかもしれない…」

ナナミ「でも、それは違うの…私は、レッドくんだから、マップをあげたのよ…レッドくんに持っていて欲しかったの」

レッド「俺だから?」

ナナミ「レッドくんおぼえてる?小さい頃二人でよくおままごとしたの。グリーンは、かっこ悪いって言っていつも遊んでくれなかったけど、レッドくんは付き合ってくれたよね」

レッド「そんなこともあったね。グリーンは昔っからああだったな」

ナナミ「そうね、ふふっ…その時は、レッドくんが旦那さんで、私がお嫁さん、だったよね」

レッド「うん、人形が子供役だったね」

ナナミ「……その時約束したこと、おぼえてる……?」

レッド「約束…」

ナナミ「うん……約束。その、ね。お、大きくなったら……わ、私を、本当の……」

ピカチュウ「」カリカリカリカリ



110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 07:11:12.04 ID:HLWJ7XMU0
グリーン「ただいまーーーっと……あん?」

レッド「グリーン?」

ナナミ「ひゃっ!あ、グ、グリーン!?ど、どうしたの突然っ」

グリーン「突然も忽然もここは俺んちでしょうが。つーかお前」

レッド「俺?」

グリーン「なんでお前はお前んちにわざわざ俺が出向いてやれば居なくて、俺んちに帰ったら居やがりますかねぇ?!」

レッド「いや、俺はただナナミさんに挨拶」

グリーン「ケッ、人んちで人の姉ちゃんと逢引きとはご機嫌だねどうも」

レッド「アイビキってお前…」

ナナミ「な、何いってるのグリーン!あんまり人を困らせること言わないの!」

グリーン「へーへー」

ピカチュウ「」カリカリカリカリ



114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 07:18:02.53 ID:HLWJ7XMU0
グリーン「とりあえずコーヒー淹れてよ姉ちゃん」

ナナミ「もう…、お砂糖はふたつ?」

グリーン「ん、いつもどうりで」

レッド「おい、ナナミさんをそんな」

グリーン「いんだよ、家じゃ姉ちゃんが淹れるコーヒーが一番美味いんだから、ジイサンはクソ苦いし、俺は薄くなっちまう」

ナナミ「いいのよレッドくん。私コーヒー淹れるのも好きだから」

グリーン「つーこった。適材適所だよ。クッキーもらうぜ」

ひょい

ピカチュウ「ピ!?」

グリーン「んだよ、睨むなよ。防御力下がるだろ。まだあるんだからいいじゃねぇか、どんだけ食う気だよ」




117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 07:31:25.94 ID:R8Y/vwMe0
防御力さがるのかw



118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 07:35:56.53 ID:HLWJ7XMU0
ナナミ「はい、どうぞ」

グリーン「サンキュ」

レッド「それで、俺になんか用なのか」

グリーン「正確にはお前当てってわけじゃねぇんだけどな」

レッド「なんだその含んだ言い方」

グリーン「…さっきポケギアの情報網で流れてたんだけどよ。マチスのオッサンが負けたらしい」

レッド「ジムバッジを取ったやつがいるって?そんなのジム戦が起きるなら十分ありえるだろ」

グリーン「そうだな、でもそのバッジを取ったヤツってのはジョウトから来たヤツらしいんだわ」

レッド「……ジョウトの」

グリーン「ハッ、どうした?目の色変わってるぞ?しかも、そいつはちょうど俺達がジイサンに図鑑押し付けられた頃と同じくらいらしい」



120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 07:45:07.23 ID:HLWJ7XMU0
グリーン「どうだ?そんな年のヤツがジョウトのジムバッジを制覇してカントーに殴りこんで来てるんだ。最高に面白くねぇか?」

レッド「……」

ナナミ「レッドくん……?」

グリーン「お前、こういうのを待ってたんじゃねぇのか?」

レッド「待ってた?」

グリーン「そうだろ?チャンピオンになって誰にも文句言わせねぇカントー最強になったのに、あっさりその椅子から降りたのだって」

グリーン「ただやってくる挑戦者を待ってるだけじゃつまんねーからだろ?自分より強いかもしれないヤツを探しに行きたかったんだろ」

レッド「……グリーン」

グリーン「何年お前のボケっとした顔見てると思ってんだ、だいたいわかんだよお前の考えてることなんか。なぁ姉ちゃん?」

ナナミ「え?な、なんで私に振るの?」

グリーン「ああ、ワリィ、姉ちゃんは知りたい方だったよな、特に」

ナナミ「グ、グリーン!」



121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 07:56:34.23 ID:HLWJ7XMU0

グリーン「まぁ冗談はこんぐらいにして、だ。こいつは多分カントーのバッジもすぐに集めるぜ」

グリーン「まぁ、俺はそう簡単にやらねーけどな、つか絶対負けないけど」

レッド「お前それフラグ…」

グリーン「あん?何か言ったか?」

レッド「いや、何でも…」

グリーン「で?どうすんだよお前は。こんなヤツがいるのに指咥えて見てるだけか?」

レッド「………」

ナナミ「レッドくん?」

レッド「…俺は…俺は、戦いたい…!!」

グリーン「…っ!ハッ!いいツラになったじゃねぇか、元チャンピオン!」

ナナミ(レッドくん…) ドキッ


カリカリカリカリ

ピカチュウ「ゴックン  ケプゥ」



122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 08:09:27.84 ID:HLWJ7XMU0
シロガネ山麓

黒いスーツの男「おや、君は…こんなところに何の用かね」

「ほう、ジョウトから…それに16個のバッジ…素晴らしい。では、彼に逢いに来たのだな」

「彼とは?…うむ、私が知るうちではもっとも強く、そして固い絆を持つ男だ」

「……ロケット団という組織を知っているかな?…何?ジョウトにも残党が…フ、まったく困ったものだな」

「かつてカントーにはロケット団が深く根付いていた。ポケモンリーグですら、迂闊に手出しできぬ程にね」

「しかし彼はそのロケット団を一人で壊滅させたのだ。これはあまり人には知られていない話だがね」

「ン、何故私がそんなことを知っているのか…?フ、さて、何故だろうな」

「君はこれから彼と戦いに行くのだろう…?一つだけ言っておこう」

「彼は強いぞ。おそらく、君が出会ってきたどんなトレーナーよりも、そして、君の想像以上に」

「覚悟を決めて行くといい。そして、楽しんでくるのだな…」




123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 08:12:58.17 ID:0DovHTIH0
グリーン負けたのかwww



124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 08:18:10.94 ID:HLWJ7XMU0
シロガネ山山頂付近

レッド「……」

ビュウウウウウウウ

ピカチュウ「…ピ!」

ザッザッザッザ

レッド「来たな」

ザッザッザッザ

黒と黄色の帽子の少年「………!」

レッド「全身が震えるこの感じ…久しぶりに感じるよ」

ピカチュウ「ピカピカピー!」

レッド「……そうだな、ピカチュウ」



レッド「……熱いなっ!!」



おわり



126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/16(日) 08:21:54.62 ID:HLWJ7XMU0
おしまいです

ゴールド君が山登りしてくるまでのレッドさんて感じでした

途中落ちた時に保守してくれた皆ありがとう おかげで終わらせられました

あとナナミさんは俺の嫁





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