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律「ガシャコン」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 19:45:03.74 ID:fsxM//lM0
痛い話が極端に苦手な人は見ない方がいいかも



2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 19:46:41.43 ID:fsxM//lM0

律「・・・」ペラ

唯「・・・?」

紬「梓ちゃん、おかわりいる?」

梓「あ、お願いします」

律「・・・」ペラ

澪「じゃあ梓がそれ飲み終わったら練習するか」

唯「あずにゃん!ゆっくり飲んでいいんだよ!」

梓「そう言われるとものすごく飲みにくいです!」

律「・・・」ペラ

澪「おい、何見てるんだ?」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 19:48:53.40 ID:fsxM//lM0

律「・・・」ジー

唯「おーい?りっちゃーん?」

梓「?」

紬「りっちゃん、聞こえてる?」

律「へ?」

澪「大丈夫か?」

律「あ、あぁ!大丈夫!」

唯「本当に?」

律「だいじょーぶだって!ごめんごめん、練習するんだっけ?」

澪「それは梓が飲み終わってから。本当に大丈夫か?」

律「あーと、うん。平気」

紬「変なりっちゃん」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 19:50:37.05 ID:fsxM//lM0

律「よし、梓。紅茶はゆっくり飲もうな!」

梓「それはさっき唯先輩がやりました」

律「あれ?そうだっけ」

唯「りっちゃん・・・もしかして何か隠し事でもあるんじゃないの?」

律「隠し事なんてあるわけないだろ!?」

唯「・・・」ジー

律「違うって、ちょっと考え事してたんだって。ホントだよ」

澪「何考えてたんだ?」

律「べ、別に・・・」

梓「歯切れ悪いですねー」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 19:53:35.36 ID:fsxM//lM0


律「何でもないって。ほら、梓飲み終わっただろ?練習しようぜ、練習」

紬「うふふ。おかわりはいかが?」コポポ

律「へ?あ、あぁ。ありがとう、ムギ」

紬「じゃありっちゃんがこれを飲み終わったら本当に練習するということで」

律「んな!?」

唯「さんせー!」

梓「賛成です」

澪「私もだ」

律「梓?!澪まで・・・!?お前ら、こういうときに限って」

紬「多数決ということで♪」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 19:55:28.04 ID:fsxM//lM0

律「う・・・このー!」ゴクッ

律「って、あちー!?」

紬「今のは温度をちょっと高めに入れてみたの」

律「ちょっと高めってレベルじゃないだろ!?」

唯「ムギちゃん!」

律「くっそー・・・」

紬「ん?なあに?」

唯「ナイスだよ!」ビッ

紬「ありがとうっ」ビッ

澪「ほら、律。白状しろ」

律「う、うーん・・・」

梓「もしかして、恋の悩みとか!?」

紬「!?」

律「いや、ない。それはない」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 19:58:31.86 ID:fsxM//lM0

紬「・・・」ホッ

唯「じゃあどうしたの?」

律「えーと、唯はピアスって興味ある?」

唯「へ?ないよ。痛そうだもん」

律「そっかー、梓は?」

梓「ちょっと憧れますけど、まだ高校生ですしね」

律「そっか。澪は・・・って、聞くまでもないか」

澪「見えない聞こえない見えない聞こえない見えない聞こえない・・・」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:01:29.95 ID:fsxM//lM0

律「ムギは?」

紬「私も可愛いなとは思うけど、お父様が許してくれないと思うの」

律「うーん、やっぱそうだよなー・・・」

澪「もしかして、律」

律「ん?」

澪「開けたい、なんて言い出すんじゃないだろうな?」

律「ううん、違うよ」

澪「よかったぁ。私はてっきり」

律「開けたいっていうか、開けたっていうか」ゴニョゴニョ

澪「・・・ん?」

梓「はい?」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:03:57.72 ID:fsxM//lM0


紬「りっちゃん、もしかして・・・」

唯「やっちゃった、とか?」

律「えーと、あははー・・・やっぱまずかったよな?」

梓「馬鹿だ、この人馬鹿だ」

唯「あららー」

澪「バカ律ー!!」

律「うひゃい!?」

澪「なななな何してるんだよ!」

律「いや、何してるっていうか、その」

澪「私達はまだ高校生なんだぞ!?そもそもピアスなんて不良のすることじゃないか!」

紬「ピアス=不良って、なんだか古風ね」

澪「ムギは黙ってて!」

紬「ごめんなさい・・・」シュン

律「おい、ムギは悪くないだろ」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:06:35.07 ID:fsxM//lM0


澪「そうだ、悪いのはお前だ」

律「あーあー、悪かったよ」ハイハイ

澪「んなっ!?・・・さっき読んでた雑誌、見せろ!」バッ

律「へ!?」

澪「ファーストピアスのケア、か」

唯「あー、ファッション雑誌ってそういう特集たまに組んでるよね」

澪「これに感化されたのか?」

律「えーと・・・違う」

梓「へ?違うんですか?」

律「あぁ。実は、中学の頃からずっと開けたいなーって思ってて」

澪「き、聞いてないぞ?」

律「言ってないもん。澪、痛い話は嫌いだろうなーと思ったし」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:08:43.96 ID:fsxM//lM0

澪「でも・・・」

律「本当は相談したかったんだけどな、ごめん」

澪「あ、謝るなよ。えっと・・・」

梓「でも律先輩の髪型なら親にバレるのも時間の問題じゃないですか?」

律「あー、うん」

澪「なにそのリアクション」

律「なんていうか、もうバレた」

梓「やっぱ馬鹿だ、この人」

律「しかたないだろー!」

梓「そうですね、馬鹿なのはどうしょうもないですよね」

律「ひでぇ!」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:12:16.45 ID:fsxM//lM0


唯「りっちゃん!」

律「うお!?な、なんだ?」

唯「見せて!」

紬「私も見たいなー」

律「オッケー!ほい」

唯「おぉー!!」

紬「本当に開けちゃったんだ・・・」

律「どうかな?」

唯「似合ってるよ!」

律「マジ!?よかったー」

澪「た、確かに似合ってるけどそれとこれとは話が別だろ?」

律「そうだけどさー」


17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:14:23.46 ID:fsxM//lM0

梓「っていうか、結構チラチラ見えますね。なんで今まで気付かなかったんだろ」

律「そうそう。クラスの子にも何も言われなかったんだよなー」

澪「流石にピアスしてるとは思わないからな。あと2,3日でバレるんじゃないか?」

律「だよなー。どうしたらいいかな」

唯「はい!」

律「平沢くん!答えたまえ!」

唯「カチューシャ外したらいいと思います!」

律「なるほど!それは名案だ!って、なんでやねん!」

唯「ほら、髪下ろしたら耳も見えにくくなるでしょ?」

梓「なるほど、唯先輩なかなか考えましたね」

唯「えへへー」

律「だが断る!」

澪「断るなよ!」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:22:13.64 ID:fsxM//lM0

律「これは私のトレードマークだぞー?外して教室入った日には誰?なんて言われるぞー?」

紬「さすがにそれはないと思うけど」

律「とにかくそれは駄目だ!」

唯「えー」ブーブー

梓「じゃあどうするんですか」

律「うーん、打ち明ける?」

澪「律、校則ではピアス禁止になってるからな」

律「あれ、そうだっけ?」

澪「しらばっくれるな!」

律「ちぇー。でも塞ぎたくないよ」

梓「しこりが出来るって言いますしね」

律「そうだよ。せっかく開けたのに」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:29:48.10 ID:fsxM//lM0

澪「でもバレたら先生に怒られるぞ?」

律「あぁ、父さんにもすげぇ怒られた」

梓「でしょうよ」

唯「あ」

律「なんだ?」

唯「学校では外せばいいんじゃない?」

律「開けたら基本的に1ヶ月くらいは外しちゃ駄目なんだよ」

唯「そうなの!?」

律「あぁ、ピアスの穴っていっても、体からしたらただの傷だからな。安定するまでに時間がかかるんだよ」

唯「知らなかった」

紬「えーと・・・」ペラペラ

澪「ムギ、何見てるんだ?」

紬「生徒手帳よ」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:31:07.67 ID:fsxM//lM0


唯「?」

紬「あ、あった」

律「?」

紬「・・・うーん、やっぱり駄目ね」

梓「どうしたんですか?」

紬「校則を確認してたんだけど、ピアスや髪を染めた場合の罰則については詳しく書かれてなかったわ」

澪「やっぱり退学まではいかないけど、元に戻されるってことかな」

紬「きっとそうだと思う」

律「まいったなー」

澪「それはこっちのセリフだ!曲がりなりにも部長なのに」

律「ごめんってばー」

梓「律先輩、どのピアッサー使ったんですか?」

唯「ぴあっさー?」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:51:24.64 ID:fsxM//lM0

梓「穴を開ける機械(?)ですよ。種類があって、普通のから鼻用や軟骨用のも出てるんですよ」

唯「へー?あずにゃん詳しいね」

梓「純が開けてるので、ちょっとは」

澪「あの子開けてるのか!?」

梓「えぇ、そんなに驚きます?」

澪「不良だ・・・不良がたくさん・・・」アハハ

紬「でもあの子の髪型ならりっちゃんよりもバレやすいんじゃない?」

梓「しばらくは髪下ろして登校してましたよ」

律「へー、今は?」

梓「外してたり、シークレットピアスで誤魔化したり、日によってまちまちです」

澪「えっと、シークレットピアスって?」

梓「今は律先輩や純みたいな人のために透明のピアスがあるんですよ」

律「うっ、なんか刺さる言い方だな」

唯「それにすればいいじゃん!」



25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 20:55:15.96 ID:5TSX7S8sP

尿結石に比べたらピアスなんて



26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:01:27.89 ID:fsxM//lM0

律「そ、そうだな・・・高いのか?」

梓「いいえ、むしろ普通のピアスよりも安いですよ」

律「そっか。じゃあそれでいくか」

梓「ちょっと待ってください」

律「な、なんだよ」

梓「耳出してください」

律「ん?」

梓「とうっ」

律「うわ!?いいいいきなり触るなよ!」

梓「うーん・・・」

澪「どうしたんだ?」

梓「なんか熱っぽいような・・・」

律「そりゃ昨日開けたばっかりだからな」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:03:55.00 ID:fsxM//lM0

梓「少なくとも腫れがひくまではファーストピアスのままの方がいいと思いますよ」

律「うー、やっぱりそうか」

梓「その間は上手く隠しきってくださいよ」

律「おーけー」

梓「あ、あと」

律「なんだ?」

梓「透明ピアスの他にも肌色ピアスっていうのがあるんですよ」

唯「画期的だね!」

梓「こちらは普通のピアスと同じくらいするんですが、透明ピアスよりもバレにくいって純が言ってました」

律「おー、じゃあそっちにするかな」

澪「ん?あれ?」

梓「どうしたんですか」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:06:10.13 ID:fsxM//lM0

澪「さっき、どのピアッサーを使ったかって聞いてたよな?」

梓「はい、実は透明ピアスは基本的にボディピアスのG(ゲージ)しかないんですよ」

紬「ボディピアスとピアスって何が違うの?」

律「簡単に言うと太さ、かな。耳たぶ以外のは全部ボディピアスだと思って大丈夫だよ」

澪「じゃあ耳の軟骨もボディピアスか?」

律「あぁ。もちろん、耳たぶでも拡張したらボディピアスになるぞ。まぁ、詳しくは>>1がめんどくさがってるから割愛する」

唯「じゃあしかたないね」

梓「律先輩は?」

律「私は軟骨用の使ったから多分14Gだな」

梓「ということは肌色ピアスの方が良さそうですね」

律「りょーかい」

澪「待て、耳たぶに開けるのになんで軟骨用の使ったんだよ」

律「それしかなかったんだよ。すぐに開けたかったし!」

澪「・・・バカだ」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:08:15.92 ID:fsxM//lM0

唯「14Gってボディピアス?」

律「んー、そうだな。ちなみにGってのは太さな」

唯「そっかー、私はてっきりゴキ」

澪「唯シャラップ」

唯「はーい」

律「よし。これから数日間は上手く逃げ切るかな」

唯「りっちゃん、すぐバレそう・・・」

律「唯に言われるとなんかショックだ」




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:09:21.08 ID:fsxM//lM0

数日後!



律「へっへーん!」

澪「なんていうか、よく頑張ったな」

唯「すごいよ!りっちゃん!」

律「だろー?」

紬「授業中なんて私達の方がヒヤヒヤしてたんじゃないかしら」

律「う、それは、ごめん」

梓「肌色のピアスは調達したんですか?」

律「おうっ、ばっちりだぜ!」サッ


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:10:41.81 ID:fsxM//lM0

唯「おおー」

律「というわけで!今からファーストピアスを外してこれに付け替えます!」

唯「いけー!頑張れー!」

紬「りっちゃん、応援してるわ!」

澪「なんだ、このノリ」

梓「わかりません」

律「・・・いくぞ!?」

紬「りっちゃん、頑張って!」

律「ぅあ・・・だっ・・・い゛・・・」ギリギリ・・・

唯「うわ」



32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/09(日) 21:13:31.70 ID:CHy/qiAGO
ピアス穴開けてる奴は例外無くリア充
死滅しろ




33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:14:02.62 ID:fsxM//lM0

紬「澪ちゃん、大丈夫?」

澪「」

梓「失神してるのである意味大丈夫かと」

律「あぁ゛・・・!」グググッ・・・!

唯「取れた!?」

律「取れない」

紬「あんなに喘いでたのに・・・」

律「ムギ、その言い方は色々と駄目だ」

唯「うーん・・・あずにゃんゴー!」

梓「全く、ちょっと失礼しますね」スッ

律「おう、頼んだ。すごいかたいからな?」

梓「結構きつめになってるんですかね・・・いきますよ?」

律「おう!」

梓「っと・・・!」ピンッ


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:16:26.15 ID:fsxM//lM0

紬「取れた?」

梓「はい」

律「よっしゃ、じゃあ交換するぞ?」

梓「割と綺麗ですね」

律「ん?何が?」

梓「ピアスの穴ですよ。まだ一週間経ってないですよね?」

律「あぁ、4日目かな」

梓「並みの回復力じゃないですね・・・」

澪「なんてったって律だからな」

律「なんだよ、その言い方」

唯「澪ちゃん復活したんだね!」

澪「あぁ、もう平気だ」

律「あー、無理矢理外したから血出ちゃったー・・・なんちゃって」

澪「おやすみ」ニコッ



35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/09(日) 21:18:47.37 ID:HwAnG2470
澪ww



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:18:49.08 ID:fsxM//lM0

紬「ベッドならここにあるからね」

梓「ないですよ」

唯「りっちゃんまだー?」

律「・・・どうだ!?」ジャーン!

梓「いつの間に!?」

律「ふっふっふ、これでバレずに済むぜ!」

梓「一応言っておきますけど、見えにくくなるだけですからね?」

律「わかってるって!」



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:21:38.94 ID:fsxM//lM0

数週間後


梓「・・・」ジー

律「んー?どしたー?」

梓「・・・別に」ジー

律「な、なんだよー」

唯「私はむしろりっちゃんらしくていいと思う!」

律「どういう意味だよ、それ」

澪「このバカっ!」ガツン

律「いってーよ!?」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:23:12.25 ID:fsxM//lM0


澪「明らかにやりすぎだ!」

紬「それ、まだ増えるの?」

律「ううん、もう増えないよ」エッヘン!

澪「当たり前だ!」ガスッ

律「痛い!同じところを殴るな!同じところを!」

紬「・・・でも、それを聞いて少し安心したわ」

梓「私もです。このまま律先輩、穴だらけになるんじゃないかと思ってましたから」

唯「やったね、りっちゃん!蜂の巣だよ!」

律「そっちの穴!?」

澪「これ以上増やしたら本当に蜂の巣にするからな」

律「うわ、怖っ」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:30:28.90 ID:fsxM//lM0

唯「ねぇねぇ」

律「なんだ?」

唯「今何個開いてるの?」

律「えーと、7個だな」

梓「うわ」

紬「お願いだからそれ以上は・・・!」

律「だ、大丈夫だって、ほら、さっきも言ったろ?増やさないって」

梓「ならいいんですけど」

律(今のところはな)

唯「でも、なんでりっちゃんはそんなにピアスが好きなの?」

律「・・・」

唯「りっちゃん?」

律「へ?あぁ、ごめん、聞いてなかった」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:34:14.67 ID:fsxM//lM0

唯「えー」

律「それよりも練習しようぜ、練習」

澪「律・・・!」ピトッ

律「なんだよ、人のオデコ触って」

澪「うーん」ピトッ

律「おいっ///顔近いぞ」

紬「オデコじゃなくて唇をくっつけた方がきちんと体温を測れるらしいわよ」ニコッ

梓「柔らかい笑みを浮かべてものっそい嘘つきましたね」

律「っていうかなんで私の体温測るんだよっ!」

澪「だって律が練習するぞって言い出すから・・・」

律「そんなにおかしいか?私だってドラム叩きたいときはあるぞ?」

澪「そ、そうか?それならいいんだよ、うん」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:38:56.21 ID:fsxM//lM0

梓「律先輩も大丈夫みたいですし、準備しますか」

唯「そうだね。気分が悪くなったらすぐに言ってね?」

紬「あまり無理はしねいでね」

律「何この本気で心配してました的なノリ」


・・・

・・・


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:40:10.59 ID:fsxM//lM0

律(ぶっちゃけ練習したいなんて嘘なんだけどな)

律(あまりピアスのこと聞かれるのも困るし・・・)

澪「準備できたぞー」

律「よっしゃ、じゃあ始めるか」

カンカンカンカン!


~~~♪

~♪

~~~~♪


梓(・・・なんか変)

紬(いつもと違う・・・)

律「・・・」

澪(律・・・?)


~~~♪


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:43:44.84 ID:fsxM//lM0


律(唯、頼むから飛び跳ねながらギター弾かないでくれ)

梓(なんだろ、この違和感)


~~~~♪


律(ムギ、鍵盤見ながらキーボード弾くなよ)

紬(ん?今視線を感じたような)


~~~♪


律(梓は常に全開だよなー・・・)

澪「・・・」


♪。


唯「あ、あれ?」クルッ

梓「どうしたんですか?澪先輩」


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:46:07.70 ID:fsxM//lM0

律「どうした?間違ったのか?」

澪「・・・よくそんな呑気なことが言えるな」

紬「澪ちゃん?」

澪「律、具合が悪いなら保健室に行こうよ。もしくは帰ろう?」

律「へ?私、間違ったとか?」

澪「そうじゃないけど・・・」

律「じゃあなんだよ。具合は悪くないって」

澪「本当か?」

律「しつこいなー。大体なんでそう思うんだよ」

澪「ドラムにいつものような覇気がない。以上」

律「うっ」

梓「あ、それです!私もなんか変だなーと思ってたんですよ」


48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:48:42.00 ID:fsxM//lM0

紬「実は私も・・・」

唯「私は気付かなかったよ!」エッヘン!

澪「こら、えばるな」

梓「律先輩、本当に大丈夫ですか?さっきは冗談で言いましたけど」

律「平気」

紬「で、でも」

律「大丈夫だって」

澪「そ、そうか?」

律「あぁ、悪かったな。それじゃ、始めようぜ」


カンカンカンカン・・・


シーン


律「あ、あれ?」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:53:29.33 ID:fsxM//lM0


梓「どこから始めるか言ってくれないと」

律「あ、ごめん。んじゃ2番のBメロからな」

梓「了解です」

唯「おっけー!」

澪(本当に大丈夫なのか?)



カンカンカンカン・・・


~~~♪


澪(律のヤツ、生理かな?)

唯(みんなどうして今日だけこんなに『りっちゃんの様子が変だ』なんて言うんだろう??)


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 21:56:42.87 ID:fsxM//lM0


紬(次の小節でサビね)

梓(ここでドン!と音が一つになる・・・!)


~~~~♪

~~♪


澪(あ、あれ・・・?)

梓(サビってもうちょっと盛り上がらなかった?)

律「・・・」

唯(りっちゃんの様子がおかしいのは今日に始まったことじゃないのに)

梓(やっぱりいつもと違うよ)

唯(あずにゃん戸惑ってるのかな?でもね、違うんだよ)

紬(私が下手だからみんなの足引っ張っちゃってるのかな・・・?)

唯(ムギちゃんは不安そう。でもそれも違うよ)


51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:00:16.16 ID:fsxM//lM0

澪(律・・・)


~~~~♪


唯(あーあ、りっちゃん。ついにみんなにバレちゃったね)チラッ

律(唯め、なんでこっち見てるんだよ)

唯(りっちゃんがどうしてこうなっちゃったのかはわからないけど・・・)


~~~♪


梓(今日の練習は・・・正直つまんないかも)

唯(やっぱりピアスと関係があるのかな?)チラッ

律(だからこっち見んなっての・・・わかったよ、ちゃんとやればいいんだろ、ちゃんとやれば)


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:04:17.27 ID:fsxM//lM0

澪(次のギターソロでこんな調子ならまた演奏止めるしかないな)


~~~♪


律(切り替えないとな。よし、ギターソロからは余計なことは考えずに集中しよう)

ドコドコタッタカタタタタタタ・・・!

律(フィルインはオッケー!)

律(あとは次の小節のアタマでシンバルを叩けば・・・!)

律「・・・!?」


♪。


律「」ピタッ

澪「え・・・?」

梓「はい?」クルッ


55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:07:51.63 ID:fsxM//lM0

紬「えっと・・・」

唯「りっちゃん・・・?」

律「・・・」

澪「おい、律?」

律「・・・唯」ボソッ

唯「ん?呼んだ?」トテトテ

律「・・・」

唯「ん?」

梓「いきなりどうしたっていうんですか、律先輩」


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:08:47.33 ID:fsxM//lM0

澪「おい、律。あそこはいつも派手にシンバル叩いてただろ?どうしたんだ?」

唯「えーと、りっちゃん?」

律「・・・ごめん」

紬「何かあったの?」

律「具合悪い、帰るわ」カチャン



唯梓「え゛」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:10:52.24 ID:fsxM//lM0

澪「やっぱり具合が悪かったのか」

紬「大丈夫?一人で帰れそう?」

律「・・・」スクッ

澪「り、律?」

律「・・・」スタスタ

唯「澪ちゃん、今日は一緒に帰ってあげて?」

澪「あ、あぁ。そうだな」


ギィィ・・・


律「それじゃ、私帰る」


バタン


澪「おい!律!」

梓「後片付けは私達でやっておくんで、行ってください」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:11:41.27 ID:fsxM//lM0

紬「えぇ。ベースも後で届けるわ」

澪「ごめん」

唯「気にしないで!ほら、早く!」

澪「あぁ!」ガチャ


バタン!


紬「りっちゃん、あんなに辛かったなんて・・・」

梓「律先輩が暗いと調子狂いますね・・・」

唯「心配だね、明日は大丈夫かな?」


59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:14:22.80 ID:fsxM//lM0

紬「澪ちゃんがついてるからきっと大丈夫よ」

唯「それもそうだね」

唯(・・・具合悪いって嘘だよね?)

唯(どうしてさっき私の名前を呼んだんだろう・・・?)

唯(・・・りっちゃん、何かを我慢してるみたいだった)

唯(気のせいかな?)

紬「澪ちゃん、追いついたよね?」

梓「律先輩もあの様子じゃ走って帰った風じゃないですし、大丈夫じゃないですかね」

唯(・・・このことは二人には黙っておこう、勘違いかもしれないし)



・・・

・・・


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:18:06.71 ID:fsxM//lM0

帰り道


澪「おい!律!」

律「・・・澪か」

澪「なんで言ってくれなかったんだよ」

律「何が?」

澪「具合悪いんだろ?無理するなよ」

律「無理なんてしてない」

澪「お前はまたそうやって・・・!」

律「だーから。体は平気だよ」

澪「じゃあなんでそんな調子悪そうなんだよ」

律「あー、そうだな。具合は悪くないけど、調子は悪いかも」

澪「??」

律「なんていうか、最近・・・私、おかしいんだよ」

澪「最近?今日だけじゃなくて?」


63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:21:42.75 ID:fsxM//lM0

律「あぁ。なんか変なんだ」

澪「なんかって・・・自分でも何が悪いのかわからないのか?」

律「・・・いや、わかるよ」

澪「じゃあ」

律「でも、そんなこと思うこと自体が変なんだよ」

澪「律、言ってる意味が」

律「さっき、途中で曲を止めちゃったのはな、理由があるんだ」

澪「理由?たんに間違えたんじゃないのか?」

律「そう言ってしまえばそうだけど・・・手が・・・」

澪「手が?」

律「手が止まったんだ」

澪「え?金縛りとか言うなよ?」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:25:09.77 ID:fsxM//lM0


律「金縛り、か・・・そうかも」

澪「わかるように言ってよ」

律「見とれちゃってさ、気付いたら動きが止まってたんだ」

澪「見とれたって、何にだよ?」

律「唯・・・」

澪「お前、まさか・・・唯のことが・・・」

律「の耳」

澪「へ?」

律「だからー、唯の耳に見とれちゃったんだってば」

澪「・・・」

律「な、なんだよ?」

澪「ばーか」

律「なんで!?」

澪「ふざけてないで本当の理由を言えよ」


66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:27:23.71 ID:fsxM//lM0


律「・・・(ふざけてないんだけど)」

澪「おい、律?」

律「私はふざけてないぞ」

澪「だって、ないだろ。耳に見とれるなんて」

律「やっぱ澪は私のことを変態扱いするんだな・・・」ハァ

澪「え、え?」

律「だから言いたくなかったんだよ」

澪「ちょっと、律」

律「さっきも言ったけど私、体は平気だから。付き添ってくれなくてもいいよ。そんじゃな」スタスタ

澪「おい、待ってよ!」ダッ


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:29:32.07 ID:fsxM//lM0

律「・・・どうせ私は変態だよ」スタスタ

澪「待ってってば!」ガシッ

律「・・・なんだよ?」ギロッ

澪(うっ。怖い・・・でも、逃げちゃダメだ!)

澪「とりあえず、私の家に来いよ」

律「断る」

澪「えー」

律「私、ピアスのケアしないと」

澪「じゃ、じゃあ私が律の家に行く!」

律「え・・・え?」

澪「え?駄目だったか?」


68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:32:10.00 ID:fsxM//lM0

律「そういうわけじゃないけど・・・」

澪「ゆっくり律の話を聞かせてくれよ」

律「わ、わかったよ」

澪「よし、決まり!」

律(・・・私、我慢できるかな)

律(澪、どうなっても知らないぞ?)



・・・

・・・


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:36:50.53 ID:fsxM//lM0

律の部屋



澪「さてと」

律「?」

澪「さっきの話、よく聞かせてくれ」

律「別に・・・さっき言った通りだよ」

澪「えーと、律は耳フェチ?なのか?」

律「ま、まぁそうだな」

澪「それで普段の生活にも支障が出てるのか?」

律「別に普段は平気だろ?たまに綺麗な耳を見ると固まっちゃうだけだ」

澪「いや、綺麗な耳ってなんだよ」

律「綺麗な耳は・・・綺麗な耳だ」


72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:39:06.17 ID:fsxM//lM0

澪「わからん。・・・えーと、唯の耳は綺麗なのか?」

律「あぁ。唯だけじゃない、軽音部員の耳はみんな綺麗だよ」

澪「うーん、綺麗とか綺麗じゃないとかよくわからないけど・・・」

律「それを私に語らせる気か?長くなるぞ?」

澪「あ、じゃあいい」

律「聞いて欲しかった。本当のことを言うと聞いて欲しかった」

澪「しょうがないヤツだな、ほら。じゃあ教えてくれよ」

律「いいのか!?」

澪「あぁ、頑張って聞くよ」

律「えーとな、まず・・・あまり大きい耳は駄目なんだよ」

澪「へぇ?」

律「それで、耳たぶが大きいのも駄目だ」

澪「あー、ちょっとわかるかも」


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:41:38.96 ID:fsxM//lM0

律「だろー?あと向き」

澪「向き?」

律「そう、サルみたいに立ってるヤツとかたまにいるだろ」

澪「あぁ、すごいよく聞こえそうな耳だけどな」

律「そういう風に耳が立ちすぎなのは好きじゃない」

澪「そうなのか」

律「かと言って耳の後ろにくっつくくらい寝てる向きの人も駄目だ」

澪「なんか難しいな」

律「さらに耳たぶの厚みや大きさと同じくらい重要なのが耳殻の形だ」

澪「ちょっと待て、耳殻って何だ?」

律「耳の渦巻だよ」

澪「これか」サワサワ

律「そう、耳殻の形は指紋と同じで唯一無二のものなんだ」


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:43:49.29 ID:fsxM//lM0

澪「あー、なんか聞いたことあるな」

律「耳殻の中で対輪脚って部分があるんだが、ここが出過ぎている耳は好きになれない」

澪「え、えーと・・・(ヤバイぞ、思ったより律の耳フェチって重症じゃないか?)」

律「ごめん、対輪脚なんて言ってもわからないよな。えーと、この部分だ」サワッ

澪「そこに名前なんてあったんだな」

律「私も最近知ったよ」タハハ

澪「律の耳の好みについてはよくわかったy」

律「まだだ」


澪「」


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:46:34.04 ID:fsxM//lM0

律「さっき言った対輪脚と合わせて重要なのが耳輪だ」

澪「・・・耳輪ってどこだよ」

律「耳の上のクルって巻いてるところだよ、ほらここ」

澪「耳輪っていうのか・・・いらない知識ばかりが増えていくな」

律「ここはピアスの部位の名前だとヘリックスって言うんだけど」

澪「あれ?じゃあ律はヘリックスに開けてるってことでいいのか?」

律「あぁ。ちなみに普通の耳たぶはロブ、対輪脚は場所によって名前が変わってくるだけど」

澪「あーあー、わかったよ(語りだしたらキリがないな)」

律「耳の穴と丁度水平くらいの位置がスナッグって言うんだ」

澪(無視、だと・・・!?)

律「対輪脚が出過ぎていると私の好きなインダストリアルができない、だから嫌いなんだ」

澪「インダストリアル・・・?(外人で会話してる気分だ)」


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:50:09.16 ID:fsxM//lM0

律「そう、長いピアスでヘリックスに開いた穴二つを貫通させるピアスなんだけど」

澪「へ、へぇ・・・」

律「迫力があるんだよな、これが」

澪「・・・あれ?」

律「どうした?」

澪「そう言ってるけど、律はインダストリアル?っていうの、してないよな?」

律「あぁ、それをしようとすると必然的に頭に限りなく近い、耳の付け根に穴を開けないといけないからな」

澪「?」

律「ピアッサーだと上手く開けられないんだよ」

澪「そうなのか?」

律「してる人もいるだろうけど、私は無理だ。慣れてる人にニードルで正確に開けてもらいたい」

澪「に、ニードルって、針か!?」

律「あぁ、ピアス用のがあるんだよ」



79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:51:10.89 ID:P6YeimbP0
カップニードル

なんちゃって




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:52:32.08 ID:fsxM//lM0


澪「へぇ・・・痛そうだな」

律「そんなことないよ、アフターケアのことを考えるとピアッサーよりも優秀だ」

澪「でも、針でグサッだろ?絶対痛いよ・・・怖いよ・・・」

律「ニードルの場合、極端に言うと切り傷なんだ」

澪「どんだけ鋭いんだよ・・・」

律「それに比べてピアッサーは耳の表面の皮膚、軟骨をグチャッと押しつぶして無理矢理に貫通させてる」

澪「ああああぁぁぁぁぁ」ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ・・・

律「グチャグチャになった怪我とただの切り傷、どっちの方が治るの早いと思う?」

澪「・・・」ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ・・・

律「澪ー?」

澪「後者、後者だと思います、はい」ブルブル

律「ん。まぁそういうことだ」

澪「じゃあ本当はピアッサーじゃなくてニードルで開けた方がいいってことだよな?」

律「そうだな。まぁロブに関しては軟骨はないし、ピアッサーでもいいと思うよ」


81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:53:33.49 ID:fsxM//lM0


澪「そ、そうか」

律「話が逸れたな、それで私の好きな耳に関してだけど」

澪「もういい!もういいから!」アセアセ

律「ちぇー。また今度聞いてくれよな」

澪「あ、あぁ」

律「それで、元々なんの話だっけ?」

澪「律が綺麗な耳?に見とれるって話だよ」

律「あぁ、そうだったな」

澪「律は、綺麗な耳を見るとどう思うんだ?いいなー?とか?」

律「それもある。でも私は自分の耳の形、結構気に入ってるんだ」

澪「・・・あぁ。さっき言った条件に当てはまってるもんな」

律「だろ?でもやっぱり耳の形は人それぞれ」


82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 22:57:00.45 ID:fsxM//lM0

澪「あぁ、それは律の話を聞いてよくわかった」

律「だから、『唯はトラガスが似合いそうだなー』とか『梓はヘリックスにたくさん開けて
ズラーっとキャプティブリングかセグメントリングを並べると可愛いだろうなー』とか考えるんだ」

澪「何その耳コーディネーター」

律「し、仕方ないだろ?自然と考えちゃうんだから」

澪「それで最近ぼーっとしてることが多かったのか・・・」

律「あぁ、ごめん」

澪「いや、いいよ。とりあえず安心?したし」

律「なぁ澪」

澪「なんだ?」

律「私が、澪にはどんなのが似合うと思ってるか知りたくないか?」

澪「・・・ちょっと気になるかも」

律「だろ?」ニヤッ

澪「でも用語で言われてもわからないからな?わかりやすく言ってくれよ?」


83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:00:29.73 ID:fsxM//lM0


律「あー、うん」ゴソゴソ・・・

澪「机なんて漁って何してるんだよ」

律「さー、なんだろうな?」

澪「・・・律?」

律「これ、なんだと思う?」クルッ

澪「針・・・!」

律「へへー、当たり」

澪「り、律、ちょっと待って・・・!」

律「やだ。待たない」

澪「いや、ちょっとちょっと!それで何するんだよ!」

律「決まってるだろ?澪にはどんなピアスが似合うのか、教えてやるんだよ」

澪「・・・!」


84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:06:52.06 ID:fsxM//lM0

律「澪、最後に私の部屋に来たの、いつかわかるか?」

澪「な、なんだよ急に」

律「いいから」

澪「・・・律の家に来たの久々かも」

律「だろ?」

澪「えっと・・・あれ、いつだっけ」

律「私がピアス開ける前だよ」

澪「うーん、言われてみればそんな気が・・・」

律「私、自分の性癖に気づいてからは澪を部屋に呼ばないようにしてたんだ」

澪「そうなのか・・・って、へ?せ、性癖?」

律「そう、性癖」

澪「えっと、それは語弊があるんじゃないか?」


85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:08:49.70 ID:fsxM//lM0

律「ないよ」ストンッ

澪「!?」

律「隣に座ったくらいでそんなにビビるなよ」

澪「だって、律・・・手に針・・・」ガタガタ

律「大丈夫だって、そんなに痛くないよ」

澪「・・・や、やめてよ」

律「澪が家に来るなんて言うからだろ?」

澪「だ、だって・・・」

律「ずっと我慢してたのにさ」

澪「り、律・・・」グスッ

律「私、澪の耳が一番好きだ」

澪「律・・・目が怖いよ・・・」ポロポロ

律「澪、動かないで」スッ

澪「やめてよ・・・」ガタガタ



86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:09:43.41 ID:a5iqAWBf0
これは・・・・・・ゴクリ・・・・・・・・・・



87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:14:16.49 ID:fsxM//lM0

律「嫌なら逃げてもいいんだぜ?」

澪「・・・(怖すぎて動けない)」

律「逃げないってことは、いいんだよな?」

澪「律、ちょっと待ってよ。ピアスなんて開けたら学校で」

律「大丈夫、澪の髪型ならそうそうバレないよ」

澪「で、でも、痛いのやだよ・・・」

律「痛くしないから」

澪「そういう問題じゃなくて、その・・・」

律「耳、触るよ?」サワッ

澪「!?」ビクゥッ!

律「はぁ・・・」ウットリ

澪「り、りつ?」

律「お前の耳、ホント最高だよ」

澪「~~~!律、耳に息かかってる・・・///」


89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:16:46.16 ID:fsxM//lM0

律「ごめんごめん。よし、始めようか」

澪「ま、待って、せめて何処に開けるのかくらい教えてくれ(もう抵抗しても無駄だよな・・・)」

律「・・・何処がいい?」

澪「へ?決まってないのか?」

律「決まってるけど、決まってない」

澪「意味がわからない」

律「よっと」スッ

澪「なんだよ、いきなり自分の耳出して」

律「どれがいい?」

澪「どれって・・・っていうかこうして見るとやっぱりすごい迫力だな、7個だっけ?」

律「あぁ。・・・澪の耳はな、私とお揃いにしたいんだ」

澪「り、律とお揃い・・・?」ピクッ


90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:19:05.62 ID:fsxM//lM0

律「そうだよ。どう?」

澪「・・・」

律「・・・」

澪「いいよ(律とお揃い、律とお揃い・・・)」

律「よし、一日で全部開けるのは酷だからな。何処から開けて欲しい?」

澪「・・・軟骨は痛いんだよな?」

律「まぁ、一般的にそう言われてるな」

澪「違うのか?」

律「開けるときはそんなに痛くないよ」

澪「本当か?」

律「あぁ(上手く開けれればな)。それよりも・・・」

澪「?」

律「軟骨って言っても骨だからな、安定するまでにかなり時間がかかる」


91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:20:31.83 ID:fsxM//lM0

澪「そうなのか・・・」

律「あぁ、それでピアスが引っかかったりすると、猛烈に痛いぞ」

澪「耳たぶがいい」

律「了解」チャッ

澪「ちょちょっちょっと!ちょっと待ってくれ!」

律「なんだよー、ヘタレめ」

澪「そうじゃない!なんで針で開けようとするんだよ!耳たぶはピアッサーでいいって言っただろ!?」

律「へ?『ピアッサーが許されるのは耳たぶだけだ』って言ったつもりだったんだけど」

澪「何が違うんだよ」

律「できれば耳たぶだってニードルで開けた方がいいって言ってんの」

澪「うっ・・・でも・・・」


92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:21:48.92 ID:fsxM//lM0

律「それにピアッサーだったらファーストピアスがダサいぞ?」

澪「ダサくてもいいよ、針はちょっと」

律「なんだよ、ニードルで開けたら自分の好きなピアスをファーストピアスにできるぞ?」

澪「いや、でも・・・」

律「私と同じピアス余ってたからそれをファーストピアスにしたらいいかなと思ったんだけど」

澪「・・・やっぱり針でいい」

律「お?そうか?」

澪「傷の治りが早いんだよな?(律とお揃い・・・)」

律「ま、まぁそうだな」

澪「だったら針でいいよ」

律「そんじゃ、ちょっと耳に髪をかけてくれ」

澪「あ、あぁ・・・」


94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:25:21.62 ID:fsxM//lM0

律「まず消毒するからな」

澪「あ、あぁ。すぐにグサッてワケじゃないんだな」

律「うん、嫌なら消毒しないけど。バイ菌が入って耳が腐っても知らないぞ?」

澪「念入りに。念入りにお願いします」ガタガタ

律「へいへい、了解」フキフキ

澪「ん・・・冷たっ・・・」ブルッ

律「・・・」カプッ

澪「!?」

律「・・・」ハムハム・・・

澪「ちょっ、何してるんだよ!///」

律「・・・あ、ごめん。つい」

澪「つ、ついじゃないだろ///」

律「あんまり綺麗なもんだから」

澪「ま、全く・・・///」


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:28:30.29 ID:fsxM//lM0


律「よし、開けるぞ」

澪「ちょっと待て。消毒したあとに私の耳噛んだだろ!?もう一回消毒してくれよ」

律「私の口は菌だからけか」

澪「うっ、そういう意味で言ったワケじゃ・・・」

律「もう一回消毒すればいいんだろ?するよ、しますよ」

澪「あー、いいよ。ごめん」

律「おい、冗談だよ。ちゃんとするって」

澪「いや、いいんだ。このまま開けてくれ」

律「?」

澪「律の菌なら、いいんだ・・・」

律「・・・(私もおかしいけど、こいつも相当キてるな)」


96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:31:25.81 ID:fsxM//lM0

律「それじゃ、いくぞ?(ま、可愛いからいいけどね)」

澪「あぁ・・・!」


プスッ


律「はい、貫通したよ」

澪「嘘!?もう開いたのか!?」

律「あぁ、言ったろ?そんなに痛くないって」

澪「・・・なんだか拍子抜けした」ヘナヘナ

律「おい、動くなよ。まだ耳にニードル刺さったまんまなんだから」

澪「あ、ごめん」

律(澪の耳にニードルが・・・綺麗だなぁ)

澪「律?」

律「あ、あぁ。このままニードルをピアスで押し出すように抜くんだよ」


98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:32:44.11 ID:fsxM//lM0

澪「なるほど、そのピアスがそのままファーストピアスになるんだな?」

律「そういうこと。よし、やろうか」


ツツツツ・・・


律(針が肉を通る感触、ゾクゾクする・・・)

澪「んっ、ちょっと、痛いかも・・・」

律「我慢しろよ」

澪「わ、わかってるよ・・・」

律(もう終わっちゃうよ、くそっ・・・)


カラン・・・


澪「!?ニードル、落ちた?」

律「あぁ、もう終わったよ」

澪「そっか・・・なんか、耳が熱いな」


100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:35:19.13 ID:fsxM//lM0


律「ちょっとそのままでいてくれ」

澪「?わかったよ」

律「・・・」フキフキ

澪「何してるんだ?」

律「言っていいのか?」

澪「へ?あ、あぁ」

律「血を拭いてる」

澪「・・・聞かなければよかった」ブルッ

律「だろ?・・・っと、よし」

澪「終わった?」

律「あぁ、ちょっと待ってて。鏡持ってくる」スクッ

澪「わかった」

律(まだ、手に感触が残ってる・・・)


101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:37:14.59 ID:fsxM//lM0

澪(思ったより痛くなかったな)

律(軟骨なんて開けたら・・・どうなっちゃんだろ)

澪(このままの勢いで軟骨も開けてもらおうかなー)

律(考えただけヤバイ。私・・・今、興奮、してるよな、絶対)

澪(早く律とお揃いになりたいし・・・)

律(澪・・・ごめん)

澪「鏡見つからないのかー?」

律(今なら、今ならまだ大丈夫だ。やっぱりこれ以上澪の体に傷をつけるわけには・・・)

澪「りつぅー?」

律「あ、あぁ。ごめん。あったよ」

澪「早く見せてくれよ」

律「あぁ、ほら」

澪「うん」パシッ

律「どう?」


103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:40:32.36 ID:fsxM//lM0

澪「・・・すごい。本当にピアスしてる・・・」

律「あぁ、結構綺麗にできたと思うぞ」

澪「へー」ジー

律「なぁ、澪?とりあえず、今日はもう帰らないか?」

澪「へ?なんで?」

律(これ以上ここにいたらお前が危ないからだよ)

澪「?」

律「だから、もう遅いし。な?」

澪「まだそんな時間じゃないだろ」

律「う、あ、うん・・・」

澪「律?」

律「なに?」

澪「反対の耳、軟骨に開けてくれないか?」


律「」


104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:43:07.84 ID:fsxM//lM0

澪「おーい」

律「」

澪「聞いてるか?反対の耳に」

律「聞いてる、聞いてるよ!」

澪「そっか。それで、どう?駄目?」

律「・・・駄目、じゃない」

澪「よかった。出来ればこのノリのままもう一個くらい開けて欲しくてさ」

律「・・・いいのか?痛いぞ?(頭の中で理性の糸が切れる音がしたけど、気のせいかな)」

澪「でもそんなに痛くなかったし、平気だよ(早く律とお揃いになりたいし)」

律「・・・わかった」ストンッ

澪「なんでそっち側に座るんだよ?反対の耳って言ったろ?」

律「両サイドに開けるのはやめた方がいい」

澪「なんで?」


105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:50:57.02 ID:fsxM//lM0


律「両方に開けると寝るときに困るんだよ」

澪「・・・?」

律「ほら、右側に集中して開けると、左側向いて寝れば痛くないだろ?」

澪「・・・そうか、両方に開けるとどっちかに寝返りうったら」

律「下手すりゃ激痛で目を覚ますな。私も痛いと思って起きたら血だらけになってたことあるし」

澪「ひぃぃ・・・」

律「だから。さっき左側に開けたから、もう一個も左側に開けようぜ?」

澪「わ、わかったよ」

律「で、ヘリックスでいいんだな?」

澪「っていうか律と一緒にするんだから、軟骨しかないだろ」

律「それもそうだな。私、左側は3つ開いてるけど、ロブは一個しか開いてないし」

澪「あとの二つは軟骨だろ?どっちを開けてくれてもいいよ」

律「そうか、じゃあここにするか。こっちの方が開けやすそうだし」


106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:53:21.54 ID:fsxM//lM0


澪「わかった」

律(澪、お前・・・馬鹿だよ)

澪「消毒はしなくていいよ、そっちの耳はさっきしたし」

律(せっかく、私が帰そうとしたのに・・・)

澪「それじゃ、よろしくな」

律「澪」

澪「ん?」

律「怖く、ないのか?」

澪「・・・怖いよ」

律「やっぱり」

澪「でも」

律「?」

澪「私、律と同じがいい」

律「・・・!」


107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:57:54.34 ID:fsxM//lM0

澪「ごめん、変だよな。忘れて」

律「あ、あぁ。あのさ」

澪「なんだよ、早くしてくれよ」

律「私、本当におかしいんだ」

澪「は?」

律「だから、その、澪の耳見てるだけでドキドキするし・・・」

澪「う、うん」

律「さっき、ニードル貫通させた時なんて、ずっと心臓がバクバク鳴ってたし」

澪「それ、ドキドキと大して変わらなくないか?」

律「う、言われてみればそうだな」

澪「またドキドキしちゃうってこと?」

律「いや、だって、軟骨だぞ?」


108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/09(日) 23:59:32.68 ID:fsxM//lM0


澪「あぁ、それがどうしたんだ?」

律「こんな言い方したら気持ち悪いかもしれないけど、軟骨なんて開けたら・・・それだけでイっちゃいそうだよ」

澪「ばっ///・・・変態///」

律「そうだよ、私は変態なんだよ」

澪「・・・でも、いいよ」

律「へ?」

澪「いいよ。律の好きにして」

律「み、澪」


109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:00:35.22 ID:Rtf8FLAp0

澪「その代わり、他の人の耳に見とれないで欲しい、な・・・」

律「そりゃ難しいな、だって」

澪「律。お前、私に何をしたかわかってるか?」

律「へ?」

澪「最終的に私も折れたけど・・・でも、半ば強引に私の体に傷をつけたんだぞ?」

律「・・・あぁ、そうだな」

澪「責任、取ってくれよ」


110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:02:23.41 ID:Rtf8FLAp0

律「・・・いいよ。わかった」

澪「・・・///」

律「それじゃ、軟骨開けるぞ?」

澪「あぁ、頼む」

律「・・・」


プツ・・・


澪「ったぁ・・・」

律「動くなよ?今、皮膚に穴が開いたところだ。この後、軟骨に穴が開いて、その後ろの皮膚に穴が開いて・・・それで貫通だ」

澪「そっか・・・耳たぶみたいにすんなりはいかないんだな・・・」

律「そうだよ、ほら。我慢して」

律(本当はすぐに終わるんだけどな)


111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:08:37.53 ID:Rtf8FLAp0

律(出来るだけ長くこの感触を味わっていたいんだ・・・ごめん、澪)


ツツ・・・


澪「!?」

律「ほら、動かない」

澪「いったぁ・・・!」

律「あぁ、今軟骨イったと思う。あとは裏の皮だけだから、もうちょっと我慢な」

澪「りつぅ・・・痛いよ・・・」

律「・・・!」ゾクッ

律(・・・私、痛がってる澪に興奮してないか?)

律(いや、まさかな)

律(おっと)

律「おい、澪。目瞑った方がいいな」

澪「へ?なんで?」


112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:09:31.40 ID:Rtf8FLAp0

律「いいから。ここで暴れられたら大変だ、早く」

澪「な、なんだよ・・・いった・・・」

律「目、瞑った?」

澪「あ、あぁ」

律「了解」

律(・・・ニードルが注射器みたいに中が空洞になってるのすっかり忘れてたよ)

律(・・・まさか、その中から血が垂れてくるとはな・・・)ゾクッ

律(まただ、またゾクッて・・・私、サドなのかな)


114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:10:28.80 ID:Rtf8FLAp0

澪「律・・・早く・・・痛いよ」

律「」ゾクッ

律(絶対そうだ)


ツツツツ・・・


律「っよし」

澪「へ?」

律「澪、貫通したよ」

澪「本当か?」

律「あぁ、あとはピアスをスライドさせて終わりだ」

澪「は、早くしてくれ・・・」ブルブル

律「・・・澪、なんか顔色悪いな?」


118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:13:41.77 ID:Rtf8FLAp0

澪「そうか?なぁ、目・・・開けていいか?」

律「うーん、ピアスつけ終わるまで駄目」

澪「なんだよ・・・」

律「いいからいいから」

澪「わかったよ」


ツツツツ・・・


澪「いったぁ・・・ん・・・」

律「よし、終わり」

澪「ピアスついた?」

律「あぁ、似合ってるよ」

澪「そっか・・・///」

律「目も開けていいよ」

澪「うん」パチッ


119 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:15:18.84 ID:Rtf8FLAp0

律「えっと、鏡どこやったっけ・・・」キョロキョロ

澪「なぁぁぁぁ!?!?」

律「!?ど、どうしたんだ!?」

澪「なななななんだよ、この血!!」

律「え、えーと、あははは」

澪「もしかしなくても、これ・・・私の血か?」

律「まぁ、そうとも言う」

澪「そうとしか言わないだろ!?」

律「えーと、ごめん」

澪「こんなにたくさん・・・」サァー

律「おい、さらに顔色が悪くなったぞ?」

澪「当たり前だ!」ガツンッ!

律「いってー!?」

澪「全く・・・」


121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:17:33.04 ID:Rtf8FLAp0


律「澪しゃん?」

澪「なに?」

律「耳から流血させながら怒っても説得力にかけましゅよー?」

澪「へ?」サワッ


ベタァ・・・


澪「んな・・・!」


バタン


律「!!おい!澪!?大丈夫か!?」



・・・

・・・


122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:20:10.58 ID:Rtf8FLAp0

数週間後、放課後、屋上にて



律「・・・」クー

澪「・・・」スースー


ガチャ


紬「あら、こんなところにいたのね」

紬「二人とも手繋いだまま寝るなんて・・・本当に仲がいいんだから」クスクス

紬「一時はどうなることかと思ったけど」

紬「タバコなんかにも手を出す様子はないみたいだし」

紬「二人が不良になっちゃうかもしれないっていうのは私の杞憂だったようね」

紬「それにしても、同じ位置にピアスしてるって気づいた時はビックリしたわ。もう・・・二人ったら///」


123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:22:22.24 ID:Rtf8FLAp0

紬「澪ちゃんにとってピアスはりっちゃんの心を縛り付けるための手段に過ぎなかった、ということかしら」

紬「よいしょっと」ソッ

紬「りっちゃんは澪ちゃんが好きで、澪ちゃんはりっちゃんを手放したくない」

紬「それならそれでいいじゃない」

紬「・・・」

紬「私もピアス開けようかしら、なんてね」クスクス

紬「それじゃね、風邪引かないようね」


バタンッ


・・・

・・・


128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:25:35.97 ID:Rtf8FLAp0


部室


唯「ねーねー、りっちゃんと澪ちゃんって同じところにピアス開けてるよね」

梓「そうですね」

唯「あれ、どう思う?」

梓「うーん、いいんじゃないですか?澪先輩もまんざらじゃない様子ですし」

唯「うんうん、愛には色んな形があるよね」

梓「そうですね、でも・・・」

唯「でも?」

梓「あれは結局どっちの勝ちなんですかね?」

唯「何が??」

梓「自分の体を犠牲に律先輩の心を繋ぎとめようとした澪先輩と、
欲望のままに澪先輩を傷つけた律先輩と・・・」

唯「きっとそういうのじゃないよ」

梓「?」


129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:27:59.82 ID:Rtf8FLAp0

唯「勝ちとか負けとかじゃなくて、りっちゃんは澪ちゃんにそうしたかっただけで、
澪ちゃんはりっちゃんにならそうされてもいいと思っただけ。それだけだよ」

梓「・・・それもそうですね」

唯「でもね・・・私ね、りっちゃんの気持ちちょっとわかるんだ」

梓「唯先輩までSですなんて言わないでくださいよ?」

唯「あはは。そうじゃないよ、あずにゃん」

梓「本当ですか?」

唯「うん。好きな子には自分のものだって証、残したくなるよねって話」

梓「それ思いっきりドSの発想じゃないですか!?」

唯「・・・あずにゃん」

梓「なんですか?」

唯「ピアス、開けたいと思わない?」



・・・

・・・


132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:30:31.60 ID:Rtf8FLAp0


律「んー・・・!」ノビー

澪「ん・・・ん?」

律「澪ー?ほら、もう4時だぞー?」ユサユサ

澪「へ?あ、あぁ。もうそんな時間か・・・」ノビー

律「あ、あれ?」

澪「どうした?」

律「手紙だ」

澪「手紙?」

律「・・・ムギからだ」


今日のお菓子はマドレーヌよ。
二人が来るの、待ってるからね。

ムギ


律「あちゃー、結構待たせちゃったな・・・」


133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:32:40.34 ID:Rtf8FLAp0

澪「よし、急ぐか」

律「おう!」

澪「あ、待って律!」

律「なんだよ」

澪「その、今度・・・拡張、するんだよな?」

律「あぁ。ドコまで広げようか?6Gくらいがいいかなって思うんだけど」

澪「そうだな。00Gまでいくとどこかの民族みたいだしな」

律「あぁ。もちろん私にさせてくれるよな?」

澪「あ、当たり前だろ・・・///」


134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:34:48.49 ID:Rtf8FLAp0

律「よっしゃ!・・・澪ー?」

澪「ん?」クルッ


チュッ


澪「ばか、そういうことは耳じゃなくて口にしろよ・・・///」

律「仕方ないだろ、澪の耳が可愛かったんだから」

澪「ばーか///」


・・・

・・・


135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:35:48.49 ID:Rtf8FLAp0

律「よっす!」

唯「あ!りっちゃん!澪ちゃんも!」

澪「ごめん、待たせたな」

梓「どこ行ってたんですかっ」

律「ちょっとなー」

紬「うふふ」

澪「ムギも、わざわざごめんな」

紬「いいのよ。いいもの見せてもらったし」

律澪「?」

梓「もー、早くお菓子食べましょうよー」



おわり



142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:44:31.96 ID:+pV6OfLE0


単に詳しいだけなのか、それとも何か仕事上とかのアレなのか


 144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/05/10(月) 00:48:04.58 ID:Rtf8FLAp0
  これ貼るの忘れてたw
  一応、ワケがわからなかった人は参考にしてくれ
  http://slimget-m.com/%E3%83%94%E3%82%A2%E3%82%B9.wikipedia.html


  >>142
  自分はただのピアスフェチ
  専門家じゃないから変なところあるかもしらんが、そこはスルーしてくれ





http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1273401903/ タグ[ けいおん! ]

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